11月16日(火)に「保護者の心をつかむ対応術」研修会を開催いたしました。保護者や保育者への講演で定評のある教育ジャーナリスト・編集者である西東桂子氏のご協力で実現しました。
西東氏は1998年まで月刊「幼稚園ママ」(朝日新聞社出版局)編集長、2018年まで月刊「あんふぁん」(サンケイリビング新聞社)巻頭特集監修者を務め、現在は「あんふぁん」サポーター、えほん大賞(文芸社)選考委員、公益財団法人東京都私学財団評議員をつとめております。私立幼稚園での保育ボランティアを2000年度から継続され、全国の幼稚園・保育園・小学校の保護者や園長・教職員に向けての講演も多い方です。著書に『保護者の心をつかむ保育コミュニケーション力』(チャイルド本社)、『まるわかり幼稚園ライフ』(ポット出版)、『ママ友の距離感』(青春出版社)、監修書に『ママ友おつきあいマナードリル』(主婦の友社)、編集書籍に『はじめて出会う育児の百科』(小学館)など多数ございます。
今回の研修会では、「保護者が何を考えているのかを知りたい」というテーマを中心に、園と保護者の両方の気持ちがわかる西東氏に具体的なお話しを頂いております。また、事前に参加者の皆様より質問を受け付け、西東氏からアドバイスを受けるなど内容の濃い研修会となっています。
1.今どきの保護者(母親)ってどんな人たち? まずは相手を知ろう
1)ママたちの世代的生育歴
2)ママたちが園に望むこととは?
3)ママたちは担任の何を見ているか?
2.保護者を理解すると、信頼を得るためのアプローチ法が見えてくる
1)職員と共有してほしい基本の考え方
2)園長、施設長としての心得と、職員に伝えるべきこと
3.情報伝達で心掛けること
1)園だより、クラスだより、お知らせ
2)保育ビデオ・保育写真
3)発達の遅れに関して
4.モンスターペアレントと思うか、アンテナパーソンと思うか
今回の研修会にご参加頂けなかった会員の皆様にも、是非役立てて頂きたいと思い、録画した動画を公開させて頂きます。会員向けの限定公開となりますので、会員メーリングリストにて詳細をお知らせいたします。是非ご視聴下さい。
仙台チャプター 宮本