※事務局の手続き不備により、開催日より掲載が大幅に遅くなってしまいました。大変申し訳ございません。
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東海チャプター主催の9月勉強会をZoomにて行いました。
【勉強会概要】
日時:2021年9月6日(月)13:00-15:00
講師:馬場社会保険労務士事務所 馬場 清人 先生
株式会社 安藤経営 安藤 大輔 様
内容:
<前半>・労務の基本~人を雇うということ(20分)
・労務問題(20分)
・質疑応答(15分)
<後半>・小規模保育に特化した「処遇改善」(計45分)
・めんどくさい処遇改善書類どうすれば?
・質疑応答(15分)
第1部は社会保険労務士の馬場清人先生に「労務の基本~人を雇うということ~」を
テーマに約1時間お話して頂きました。
・休憩時間の取り扱いとは?
・残業に関する法律とは?
・扶養内勤務やパートさんの有給について
・社会保険の加入条件について
・土曜日の急なお休みの問題と対策について
・ワクチン接種の園の対応について
・心身症で出勤できなくなったらどうするのか?
(社会保険の手続き方法・就業規則に盛り込む文章・社会保険制度との整合性)
知っているようで知らないこともあり、働く側と雇う側の気持ちの重さややるべきことなど非常に勉強になりました。お話して頂いた内容は、働く側からすると「働きやすさ」につながり、それが労働条件になっていくのですが、その労働条件がきちんとした形になると雇用の安定にもつながり、雇用の安定は事業の安定につながることなのだと感じました。
第2部は株式会社安藤経営の安藤大輔様に「保育に特化した処遇改善Ⅰ&Ⅱ、背景と書類作成の裏技はこれ!」というお話を約1時間して頂きました。
・小規模保育に特化した「処遇改善」
・処遇改善Ⅱ、取り入れる?どうする?
・メリットとデメリットについて
・めんどくさい処遇改善書類、どうすれば?
・書類作成の裏技!
・自治体ごとに異なる書式について!
今回の勉強会で、自治体により処遇改善Ⅱに対する考え方や取り入れ方に大きな差があることが明らかにもなりました。今後の状況改善を望みつつ展開を注視したいと思います。
勉強会には予想を超える方々のご参加をいただきました。みなさん熱心に耳を傾けられ、勉強会最中も同時進行で多くの質問がチャットで寄せられました。2時間という時間はあっという間に終わりを迎え、まだまだお話を聞きたい、第2弾で開催してほしい、というお声も多数いただきました。
今回の講師を快くお引受け下さいました馬場先生、安藤様、素晴らしいお話をありがとうございました!また、お忙しい中ご参加下さいました参加者の皆様、積極的なご発言ありがとうございました。
東海チャプターは、皆様に寄り添い、小規模保育の良さを一緒に考え運営していけるような機会の提供を今後も続けていきたいと思います。皆様のご参加・応援どうぞ宜しくお願い致します!
文責;東海チャプター 副代表・中谷