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2014.12.15


【報告】新制度開始前のラストスパート! 「小規模保育セミナー」盛況に開催!

2014年12月15日

去る11月29日、前日の保育園見学会に続き、小規模保育セミナーが開催、総勢61名もの方にご参加いただく盛況な会となりました。

午前、午後と二部に分かれ、午前は協議会理事によるパネルディスカッション、午後はテーマ別のワークショップをおこないました。

≪協議会理事4人、自らの視座から小規模保育を語る!≫

4つの幹事団体で共同運営する当協議会ですが、各団体それぞれに持ち味があり、設立経緯から運営哲学までその団体ならではの特長があります。
パネルディスカッションでも「なぜ小規模保育を運営するのか」という問いに対し、各団体の保育理念が理事の口から語られました。
保育分野に参入する事業者は少子化傾向の今、これまで以上に保育哲学と志を持って運営することが求められます。
理事たちの「保育の大切さ」「その中でなぜ小規模保育なのか」という問いへの確固たる保育観に参加された方にも大いに印象づけられたようす。
終了後にとったアンケートに「(理事の)子どもを金儲けの道具にするな!という言葉が心に残った」というコメントが寄せられました。

また、質疑応答では、保育事業者の方から、制度開始前の今ならではの質問がいくつも寄せられました。
認可申請に落ちたといった切実な内容のものも。
法律に関する質問には理事長駒崎が、行政とのやりとりに関する質問には理事の伊藤や友澤、宮下からそれぞれ回答、アドバイスがありました。

≪協議会イベントの恒例、「手遊び」でテンションを上げ、午後の部スタート!≫

午後はいくつかのグループに分かれてワークショップを行いました。
事業者向けと保育スタッフ向けのテーマに分け、前者向けでは財務や求人、人事といった内容を扱い、幹事団体の給与も大公開といった大変オトクな内容でした。
後者の保育スタッフ向けワークショップでは各グループ5-7人で「小規模保育の好きなところ、いいところ」「困ったところ」について思いを言葉に出しシェアし合いました。
「どうしたら改善できるか、前に進めるか」、他団体の参加者の発言を聞くことで、自分の思いや状況を客観的に振り返る機会になったようです。
終了後は「もっと話したかった~!」という声もあがり、参加された方は皆存分に楽しまれたようでした。

保育スタッフ向けワークショップ

さて、全国小規模保育協議会では今後も事業者向け、働くスタッフ向け双方に楽しくてためになる研修会やイベントを開催していきます。
「こんな企画ないの?」「今後はこういうことやってほしい」といったリクエストがありましたらお問い合わせフォームよりぜひ声をお寄せ下さい。

<小規模保育セミナーに寄せられたアンケートより一部抜粋>
・行政ではどういった対応がなされているのか知ることが出来た
・いつも気にかけていない内容に触れることが出来て、大変有意義で勉強になった
・志ある皆さんの実際の体験などの生の話を聞け、これからの自分の糧となります
・子どもや親に寄り添っていける保育を大切にして取り組んでいきたい