2019年7月4日
6/25に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第43回)」に、会議の委員である駒崎理事長が出席し、子ども・子育てに関する熱い意見を述べました。
この会議に随行したお二人の感想をご紹介いたします。
(会議の資料や意見書は、内閣府のホームページに掲載されています。)
(左) 安藤様 (中央)駒崎理事長 (右)比嘉様
随行者:全国小規模保育協議会 正会員
京都府 株式会社いろどり 伏見いろどり保育園 安藤準佑様より
念願だった子ども子育て会議にこの度初めて随行させていただきました。今回の随行にあたり、たくさんの応募があったと聞きました。幼児教育無償化を前に、それだけ会員の皆さんの注目度も高かったのでしょう。その中で随行者として任命頂けたこと、大変感謝しております。
会議の内容は、子ども子育て支援をめぐる課題として、やはり幼児教育無償化についての意見が多かったように思います。駒崎代表からは、足立区のような小規模保育からの3歳児先行利用調整の仕組みの創設など、鋭く意見をして下さりました。
たくさんの課題と共に当然制度も変わっていきます。ただ、それを実行するかはまた各自治体の判断に委ねられるので、自治体で止まっているものも多いです。国への発信は駒崎代表に一任し、私たちは各自治体への発信を続けること。その為には、他府県の状況も含めて日々勉強あるのみと感じました。
貴重な機会をありがとうございました。
随行者:全国小規模保育協議会 正会員
沖縄県 一般社団法人優愛福祉会 すまいるほいくえん 園長 比嘉憲枝様
こんなにも大きな会議に出席させて頂くことに、非常に光栄に思うとともに、全国小規模保育協議会に感謝いたします。
会議が始まる前に、少しだけ沖縄の現状(困りごと⇒障がい児の加配保育士の加算・アレルギー加算・4~6月の定員割れの保証などがない事)を駒崎代表にお伝え相談する機会がありました。 誰かがやるだろうではなく、自分には何ができるだろう、また自分ひとりよりも2人、3人と仲間を作って活動し、みんなが困っている事を、市役所または議員さんを通して発信すべきだとアドバイスを頂きました。
今回の会議で、虐待問題に関して多くの意見が交わされていた中で、「体罰をしてしまった保護者を追い込むのではなく、しない、させないための支援」という言葉がありました。「子どもたちを守る」という片方からの視点ではなく、保護者からの視点、保護者支援の大切さに改めて気づかされました。
すべての子どもたちの最善の利益のため、保育園・幼稚園・認定こども園・家庭的保育・小規模保育事業・企業主導型保育・放課後児童クラブ・病児保育・医療ケア・その他・様々な方面の方々からの意見や課題を発信し、厚生労働省・文部科学省・内閣府の方々と同席させて頂き、この熱い思いを持ち帰り、子育て支援・保護者支援に対して職員や園長会で伝えるとともに、より良い保育の為に努めて参りたいと思います。ありがとうございました。