2022年9月8日に、東京都議会公明党ヒアリング及び立憲民主党ヒアリングに、東京チャプター有志が参加してきました。参加者は、東京チャプター長の齋藤祐善さん、ちゃのま保育園・宮村柚衣さん、NPO法人おれんじハウス・中陳亮太さん、NPO法人フローレンスの中村慎一さんの4名。事務局スタッフも1名同行させていただきました。いずれも小規模保育(0-3歳未満児を対象とした、定員が6人以上19人以下の少人数で行う保育)の運営を行う会員メンバーです。
東京チャプターとして以下5点の課題をお伝えさせていただきました。
<小規模保育所の抱える課題と問題点>
■課題1:「保育所等賃借料補助事業」保育所開設6年目以降の施設が補助対象外になること
■課題2:保育士の宿舎借り上げ制度が先行き不安なこと
■課題3:監査のオンライン化・簡略化・分散化が促進されていないこと
■課題4:保育士の副業(複数の認可保育施設での勤務)が認められていないこと
■課題5:小規模保育の欠員が増えていること
特に、都内保育所の安定的運営のため、賃借料補助事業の継続要望については事例も交えながら詳しく説明をさせていただきました。
都議会公明党のみなさま、立憲民主党のみなさまとも、大変熱心に要望に耳を傾けてくださいました。個人的には、今後の小規模保育所の存在意義について厳しく問われているようにも感じ、今後地域の社会資源として、我々はどのように価値を発揮していけるだろうかと考えるきっかけもいただいたように思います。
お忙しい中、ご対応くださった事務局のみなさま、議員の方々に心より感謝申し上げます。
文責:全国小規模保育協議会事務局 中村