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2024.03.07


【東京チャプター】令和6年度国の予算案の読み方勉強会を開催しました

東京チャプターでは毎月行います定例会の時間に、先日令和6年度の国の予算案が発表されたことを受け、保育関連を抜粋した「令和6年度保育関連 国の予算案の読み方」勉強会を開催いたしました。

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【イベント概要】
■日時:2024年2月13日(火)14:30-16:00(オンライン)
■ゲストスピーカー:(順不同)
 認定NPO法人フローレンス 井上衣織氏(政策提言担当)
 小規模保育協議会理事・東京チャプター代表 齋藤祐善氏
 小規模保育協議会理事 中陳亮太氏
■司会:小規模保育協議会理事 宮村柚衣氏
■内容:令和6年度保育関連 国の予算案の読み方・質疑応答
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今回ご参加いただいたのは協議会の会員の皆様です。

勉強会中も気軽にご質問できるよう、チャットをオープンにして随時質問を受け付けながら開催いたしました。

第一部では、認定NPO法人フローレンスで政策提言を担当されている井上衣織氏から予算案の解説が行われました。

最初に、令和6年度予算の元となる令和5年度に閣議決定されたこども基本法、こども大綱、こども未来戦略の概略を説明いただきました。

次に、それを踏まえて国の予算がいつ出るのか。

それを受けて我々事業者はいつどのように動いたら良いのか、スケジュールや自治体の役割について教えていただきました。

自治体や議員の方などへのアプローチ方法、自治体のロビイングスケジュールなどなかなか知りたいけど聞けない情報も盛り込まれていました。

続きましてメインとなる令和6年度保育系予算案についてのご説明をしていただきました。

令和6年度の予算案と令和5年度の補正予算案・こども未来戦略とを比較。

国が提供している資料を基に、どの部分が令和6年度の注目ポイントなのか教えていただきました。

さらに、そこには記載をされていなかった追加した情報もわかりやすくご説明いただきました。

 

第二部では東京チャプター代表の齋藤祐善氏、小規模保育協議会理事の中陳亮太氏と井上衣織氏とのセッションが行われました。

「誰でも通園制度」や「DXとICT」について、お互いの現場の状況を交えながら意見交換がされました。

後半では質疑応答を受けたり、参加者の方から感想をお伺いしたのちに閉会となりました。

次回3月の定例会では「東京都の予算案の読み方」勉強会をオンライン開催いたします。
東京都を例に挙げますが、他の地域の方でも参考になるはずですので、ぜひ全国からご参加くださいませ。

詳細につきましては後日、会員間コミュニケーションツールkintoneならびに会員メーリングリストにて配信いたします。

今回の勉強会により、ご自身の自治体に予算が下りて来た時にすぐに活用できるよう理解が深まっていましたら幸いです。

東京チャプター 小澤