017年9月19日
9月8日に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第31回)」に、会議の委員である駒崎理事長が出席し、子ども・子育てに関する熱い意見書を提出して意見を述べました。
(会議の資料や意見書は、後日、内閣府のホームページに掲載予定です)
子ども・子育て会議等 - 子ども・子育て支援新制度 - 内閣府
この重要な会議の随行者を、協議会の会員メーリングリストで募集し、ご応募のあった二名の方に参加していただきました。
会議に随行したお二人の感想をご紹介いたします。
随行者:全国小規模保育協議会 準会員
岩手県 株式会社こぐまほいく企画 熊谷 様 より
「この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました。
駒崎理事長の発言力、国への影響力は想像していた以上にすさまじく感動すら覚えました。
現場で感じている問題点や制度的欠陥等を直接国にモノ申すことができる環境があることは、非常に心強いですし、よりよい制度を作るために私も積極的に声をあげていきたいと考えております。
私はこれまで行政の立場で保育・子育て等に関わる諸問題に取り組んでまいりましたが、公務員という立場でできることに限界を感じ、起業いたしました。駒崎理事長のように、事業を通じて社会問題を解決していきたいと考えたのです。
現在は、待機児童問題を中心とした課題の解決に向けて事業を展開しておりますが、将来的には行政の福祉現場で感じた様々な問題にも取り組んでいければ思っております。
今後ともよろしくお願いいたします」
随行者:全国小規模保育協議会 準会員
東京都 おおぞら保育園 岩崎 様 より
「この度は、貴重な機会を頂きありがとうございました。
保育園や幼稚園、こども園の他、病児保育や家庭的保育、児童館など様々な立場からの要望や、意見を聞くことができました。
その多くは人材確保や定着に関する課題であり、金銭的な問題でもあると感じました。
子ども子育て会議に参加し1点考えさせられたことは、問題・課題を数値や事例として顕在化させ、その解決に必要な制度作りと予算確保を行う。
そしてまた現場からの問題を吸い上げる。
このループが圧倒的に遅い。
誰が悪いとかではなく、そう感じました。
※駒崎さんの提出資料にも同様の意見がございました。
最後に、内閣府、厚労省、文科省の方々は基本的には真摯に、報告、回答をされておりましたが、駒崎さんの虐待入院に関する意見に対して、厚労省がまともな回答をしていない(前回の意見書内容と混同?)と感じた点は少々残念でした。
現実に今辛い環境にある子どもを何とか助けたい。
この声が柔軟な対応として実現されることを切に望んでおります」