お知らせ news & topics

2019.09.04


【報告】新理事就任のお知らせ

2019年9月4日

「子育てと仕事が両立でき、子どもが社会全体でよりよく育てられる」社会をつくるため、小規模保育を実施している団体・法人が協働し、小規模保育の拡大、充実・発展をめざすため、2012年7月に「全国小規模保育協議会」は活動を開始しました。

2019年5月にグランフロント大阪で開催された定期総会にて、新たな理事が承認されましたのでお知らせいたします。

(左)中陳理事(左中)宮村理事(中央)駒崎理事長(右中)友澤副理事長(右)上野理事

【新任理事のご紹介】   上野 公嗣ぬくもりのおうち保育株式会社代表取締役会長
1978年生まれ、武庫川女子大学臨床教育学研究科卒業、保育士。
ユニ・チャーム株式会社に10年勤め、多くの活躍するママと仕事をする事をきっかけに、「私たちは、ママの笑顔をつくる環境を提供し続けます。」と言う理念で起業。
2013年大阪市で定員5名の家庭的保育から始まり、現在地域型保育事業を中心に全国で約50園を運営。2015年保育士と保育所を支援するBABYJOB事業開始。2019年「すべてのママが子どもと手を繋いで登降園できるようにする。」を理念に、手ぶら登園サービスを開始する。
   中陳 亮太NPO法人おれんじハウス理事長
妻との夜な夜な保育談義から、画一的な集団保育による子どもの育ちに危機感を持ち自分たちでやろうと決意。
2013年4月「NPO法人等を活用した横浜市家庭的保育事業」としておれんじハウス西戸部保育園を開設。以降、小規模保育事業、企業主導型保育事業、産前産後ヘルパー等在宅支援事業を運営中。
その他、未就園児がいるご家庭のセーフティネットとなるべく無料一時預かりや子育て相談会、こども食堂などを実践中。
また、医療的ケアが必要な息子が保育園入園を断られ続けた実体験から、医療的ケア児が普通に保育園に入れる社会を目指して看護師支援チームを組織。あわせて2019年、子ども専門の「おれんじハウスこども訪問看護ステーション」事業を立ち上げ運営中。
   宮村 柚衣ちゃのま保育園代表
2014年2月、自分の子供たちが待機児童になったことをきっかけに行政に文句ばかり言ってウジウジしている自分が嫌になり、働きたいお母さんが安心して子どもを預けられる保育所を作ろう!と、2014年10月、準備期間半年でちゃのま保育園を設立。2015年4月に墨田区施設型小規模保育所A型へ移行し、想いだけで作った保育園の保育の充実と安定経営を実現。
その後、保育士さんが働きやすく、よりやりがいを持って働ける環境づくりを追求する「保育士の楽園Project」スタート。職場環境を良くすることにより産まれた、保育士さんのノウハウとスキルが詰まった『ちゃのま保育園の“大丈夫カレンダー”』を開発。子育て中のお父さん・お母さんの不安な気持ちに「大丈夫だよ!」と寄り添うメッセージを発信している。 新たな理事を迎え、 

1.日本において、良き小規模保育の広がりを牽引する

2.全国の小規模保育の質を高め、課題に直面する親子に寄り添える小規模保育を実現する

3.小規模保育に関わる人々が隔てなく繋がり、助けあうコミュニティを創造する

4.現場から得た知識と洞察に基づき、課題を生み出す、人々の意識や制度を変えていく

というミッションを会員の皆様と共に、実現して参ります。

皆様よろしくお願い致します。