【開催報告】ポスト待機児童」時代を見据え、これからの保育のあり方を語ろう!参加型トークセッション

事務局の大山です。

2020年11月13日(金)20:00~「ポスト待機児童」時代を見据え、これからの保育のあり方を語ろう! 参加型トークセッションを開催致しました。

待機児童問題の解決策として小規模保育を実施している団体・法人が協働し、 小規模保育の拡大、充実・発展をめざすため、 わたしたち全国小規模保育協議会が2012年に活動を開始してからはや8年。

2015年に子どもの保育、子育て支援を総合的に進める新しい仕組みの一環として「子ども・子育て支援法」が施行され、 国の認可事業として位置づけられたことをきっかけに全国に広がり、 2019年4月時点で全国の小規模保育事業の認可件数は4,915件となりました。

昨今、保育を取り巻く状況は変化しています。待機児童数は昨年に続いて過去最小となり、 遠くない将来、待機児童問題が解消する未来が見えてきました。 待機児童バブルがはじけそうな今、少子化・待機児童数減少トレンドを見据えて、 わたしたち保育事業者は、どう準備していくべきでしょうか?

そんな想いから今回のトークセッションが開催されました。

ファシリテーター

駒崎 弘樹(全国小規模保育協議会 理事長/認定NPO法人フローレンス代表理事) 日本初の「共済型・訪問型」病児保育サービスを、2004年に首都圏で開始。 2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員などを歴任。 現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、内閣府「子ども・子育て会議」委員、全国医療ケア児者支援協議会 事務局長、 医療法人社団ペルル 理事長を務める。

メインスピーカー

上野 公嗣(全国小規模保育協議会 理事/ぬくもりのおうち保育株式会社代表取締役会長) ユニ・チャーム株式会社を経て起業し、地域型保育事業を中心に全国で約50園を運営。2015年保育士と保育所を支援する BABYJOB 事業開始。 2019年「すべてのママが子どもと手を繋いで登降園できるようにする。」を理念に、手ぶら登園サービスを開始。

前田 効多郎 氏(社会福祉法人檸檬会 理事長) 関東・中部・関西・沖縄で75施設(平成30年4月1日時点)の認可保育園・認定こども園・認可小規模保育園、学童保育や発達支援事業などを展開。 2019年には中国で幼稚園をオープンし、アジア諸国、特に東南アジアの保育の質向上に取り組む。

迫田健太郎 氏(社会福祉法人あすみ福祉会 茶々保育園グループ理事長) 「オトナな保育園」をコンセプトに関東近県に15園を展開。地域社会との交流を目的とした「ちゃちゃカフェ」の設置や、 保育士の地位向上にむけた「スタッフ名刺制度」およびインターネットTVを活用しての情報発信など、保育業界を変える新たな取組を積極的に行う。 2017年に国家戦略特区制度を活用した日本初の都市公園内保育園を開園。2021年4月には渋谷区で新たに整備された地域福祉施設内に 「茶々だいかんやま保育園」が開園予定。

駒崎理事長からの小規模保育の現状と今後について

*5歳未満の人口が減少しており、保育のニーズは2040年までに15%減となる。

*待機児童は過去最少で世田谷区の待機児童も0人となり東京であっても定員割れがおきている。

*今まではあるだけで善。社会的意義があったが、今後保育園の社会的役割とはという答えを急速にださなければいけない。今日をその一歩にしたい。

迫田さん

*大人な保育園=人間対人間が向き合う保育園 あり方を考えている。

*待機児童解消や育休制度の拡充は社会的にはいいこと。

*保育園と保育士の地位向上を行っていきたい。

*保育園として提供するサービスとは。

*子どもが自ら学びを深めていくにはどうするか。

*SDGsの視点ではコミュニティーを持続可能なものにすること。

前田さん

*和歌山県でこども園を運営しているが、年々こどもが減っている。

*子どもが減っているので営業部を作って自園の保育を伝えて入園して頂く。

*日本が誇る保育技術を海外に伝えていく。(安心・安全な日本式の保育は需要がある。)

*現在中国で保育園を運営している。

上野理事

*お母さん達が保育園を選べるいい時代になる

*保護者に選んでもらうために保育の質を上げる

*日本は保護者を支援するという考え方だが、OACDでも2012年からパートナーシップを推奨しており

ピアサポート=横の関係を作っていきたい。

*リビングウィズチルドレン 26教科からなる資格

保護者視点から見た子供・自分自身・地域・家族

先輩ママが後輩ママを教える。

自園の先生に資格をとってもらい保護者とピアな関係を作っていきたい。

*てぶら登園サービス(おむつ・シーツ・夕食の持ち帰りなど)

*保育園に通いたいお母さんを保育園の近隣企業にご紹介する人材紹介

これらを行うことで保護者が笑顔になり、今保育園を利用していない6割の保護者に保育園利用して頂く

メインスピーカーの皆さんのお話の後には小グループに分かれてざっくばらんにいろいろなことを語りあいました。

イベントにご参加の皆様ありがとうございました。

【開催報告】10/30(金)「小規模保育の防災」オンライン勉強会

 1030()に「小規模保育の防災」オンライン勉強会を開催いたしました。

 今回の勉強会は、一般社団法人 保育の寺子屋の藤實智子さんのご協力で実現しました。

 藤貫さんは、東京消防庁で消防官として勤務後、複数の保育現場を経験し、今年の4月から横浜市に小規模保育所を開設された方で、消防官として勤務されていた経験から、今回は沢山のお話を聞かせて頂くことができました。

 参加者の皆様には「消防訓練で困っていること」を事前にアンケートでご回答頂き、そこから勉強会が進んでいきました。

 備蓄のお話では、園の予算の関係上揃えることが難しいという話をよく耳にするということから、保護者の方にご自身のお子さん分の非常食を用意して頂く。また、お預かりした非常時のお菓子等を賞味期限が過ぎる前に防災訓練などで返すことで保護者の防災意識が高まる。というような「なるほど。」と思うアイデアを教えて頂きました。

 また、今回参加して下さった方の中には、熊本での大地震や東日本大震災を経験された方がいらっしゃったため、実際に保育園を運営していく上で困ったことや、どんな援助が必要と感じたか等のお話を聞かせて頂くことができ、これらのお話と絡めながら勉強会が進んでいきました。

 参加してくださった会員の皆様からは、「学区の関係で、避難場所が少し離れている点に難しさを感じている」「備蓄の関係なのか、東日本のとき学区外だから追い出されたというケースもある」「地域に相談したら変更可能との返答をもらった」などのご意見を頂き、藤貫さんより最悪避難所に受けて入れてもらえなかった時にどうするかを考えておくのも必要。園に留まることにより、リスクが少ないこともある。等のアドバイスを頂きました。

 その他、「マンネリ化をなくす訓練計画の作成方法」を具体的にお話頂くなど、盛り沢山な内容のあっという間の一時間の勉強会となりました。

 今回の勉強会にご参加頂けなかった会員の皆様にも、園の防災に是非役立てて頂きたいと思い、録画した動画を公開させて頂きます。会員向けの限定公開となりますので、会員メーリングリストにて詳細をお知らせいたします。是非ご視聴下さい。

 今後も、「こういう研修できます! してみたい!」など、会員の皆様の得意分野を生かした ご提案ご意見を随時募集しておりますのでお知らせください。

 ご参加いただいた会員の皆様ありがとうございました。

 事務局 笹野

 

【開催報告】「自治体ロビイング〜入門編〜」

8月31日 NPO法人フローレンス 赤ちゃん縁組事業部 市倉加寿代さんに「ロビイング~入門編~」の研修をしていただきました。

13時~の開催ということで15名ほどの方がご参加下さいました。

研修をしていただいた市倉さん自身も、半年前まではロビイングの経験がなかったそうですが、今回は実際ご自身で行った活動をお話していただきながら、どのようにロビイング活動を行ったかというお話をしていただきました。

市倉さんがロビイングを始めたのは、双子を産んだご友人が、育児の大変さから日々追い詰められていくのをみて何とか助けたい。と思ったことがきっかけだそうです。

そこで、自治体で子育てに関わる委員会に属している議員さんを探してアポをとることから始め、様々な課題について整理し、事前に伝えたいことを議員さんに送ったうえで実際に会いに行き実情を伝えたそうです。その後もSMS等を利用して議員さんとまめに連絡を取ることで良い関係ができて、そこから都議会へとつながり、現在もロビイングや取材勉強会などの活動を続けていらっしゃるということでした。

このようにロビイングを行ってきた市倉さんですが、ロビイング入門編のポイントとして

・アジェンダをどこにもっていくか?

・どのタイミング(時期)に行うことがベストか。

・どういう議員さんにアプローチするか。

・議員さんとの面会時のポイント

以上について実例をあげながらお話を聞かせて頂くことが出来ました。

会員さんから

「ロビイング活動を考えたことがなかったので、新鮮な気持ちで聞いていました。自分が今からどんなことが出来るだろうと、考えていきたいと思いました。」

「すでに議員さんと良い関係性ができているので、このような関係性を作っていくことはよいことだと思う、ネットをつかってのやり取りは今後の取り組みとして良いと思ったので挑戦していきたい」

などの感想を頂きました。

次回のロビイング研修では要望書の書き方、出し方など行う予定です。

今回研修に参加できなかった会員の皆様向けに、研修を録画した動画の公開をさせて頂きます。会員向け限定公開となりますので、詳細は会員メーリスにてお知らせします。

今後の研修についてですが、会員の皆様の得意分野があれば、

「こういう研修します、してみたい!」

「オンラインでこんな研修をしてみたい!」などお知らせください。

今回の研修を録画した動画の公開を行っております。リンク先は01626の会員メーリスでお知らせしております。

10月31日までの限定公開となりますので、ぜひご覧ください。

【参加受付中】8/31(月)「自治体ロビイング〜入門編〜」

会員のみなさま

こんにちは、全国小規模保育協議会 事務局です。

先月、会員様あてに、これからの研修会や勉強会についてお知らせしたところです。

「こんな研修してみたい」「こんなことできます」など、支部連絡会や会員様からの企画や講師も募集していきたい!

ということで。。。。

8/31(月)、オンラインで勉強会を開催することになりました。

まずは第一弾。認定NPO法人フローレンスさんから企画をいただきました。

<勉強会概要>

○日にち:8月31日(月) 

○時間:

12:40 受付開始

12:50 参加者全員入室・注意事項説明

13:00 勉強会スタート

   質疑応答

15:00 終了予定

○テーマ:「自治体ロビイング〜入門編〜」

○講 師:講 師:市倉加寿代さん(認定NPO法人フローレンス 赤ちゃん縁組事業部)

市倉さんは、昨年秋、「多胎児家庭の育児の困りごとに関するアンケート」を実施されました。1500件を超える当事者からの声が集まったことを受け、区・都・国へ支援策を提言。また、提言活動と並行して行った基礎自治体への制度導入ロビイングや広報など、一連のアクションについて伺います。今回のロビイング勉強会は入門編として、最初の一歩から皆さんと勉強していければと思っています。

<参加方法>先着100人・無料

*申し込み締め切り 8月28日(金) 12:00まで

*PC1台で複数人視聴していただいても問題ありません。

*1つのアドレスごとにフォームから申し込みしてください。

*申し込みはこちら↓申し込みフォーム 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc-2JDOTNrA-d7l_71lK7JyKziTsX3mG5aEj5Qon38Q_q15lg/viewform

*参加された方は研修終了後にアンケート↓の送信をお願いします

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeJf1VaDCKzrUPg1GDyQKQ1D2BeDh9VFE_8YBfxQp6W_JRSOw/viewform

<参加URL・注意事項>

*当日のzoom参加U R Lは後日、送信致します。

*当日、zoomへの入室時は、必ず音声をミュートにしてください

*環境の都合により、お顔が見えづらい、音声が聞き取りづらいことがあることをご了承ください。

*当日、zoom操作についてのお問い合わせがありましたら、協議会事務局の電話で個別に対応いたします。

 電話:03-6478-8501

 皆様どうぞふるってご参加下さい。

【開催報告】関西連絡会「新型コロナウイルス等における園としての保護者対応」「小規模保育園における対保護者、対職員のリスクコミュニケーション」についての勉強会開催致しました!

事務局の大山です。

2020年4月25日(土)に関西連絡会で開催されました、掛札逸美先生による

「新型コロナウイルス等における園としての保護者対応」

「小規模保育園における対保護者、対職員のリスクコミュニケーショ ン」についての勉強会についてご報告させて頂きます。

 

 

今回の勉強会は新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、zoomというアプリを使用したオンライン開催と致しました。

予想をはるかに上回る100名以上の方々がご参加下さり、皆様の関心の高さを実感致しました。

*保育園で1番命が奪われる可能性が高いのは誤嚥窒息

・目の前で見ていても窒息する
・1歳児が一番怖い
・そしゃくが上手くできないが、食事が固形物になるため
・0歳・1歳 突然泣き出して、急に息を吸い込む
・気道内除去しても取り出せないことが多い
・顔が血の気がなくなったら救急車をすぐ呼ぶ
・アナフィラキシーか窒息かの判断は救急車を呼んだ後にする 

*コロナの「価値」と「リスク」の天秤

「価値」 と 「リスク」は変化する

• 20年前、10年前、5年前の、価値とリスクのバランスのまま で考えていたら、今の保育運営はできない
• 保護者が変わり、保育をとりまく状況が変わり、子どもが変 わり、地球環境も変わり…。価値とリスクのバランスは、昨 年とすら異なる
• 20年前以前、園が「よかれ」と思ってしたことで子どもに重 大な結果が起きても…? 今は?(裁判、書類送検、検証等)
• 変化は嘆くべきこと? いいえ、園の価値とリスクを明確に 保護者に伝え、できないことは「できない」と言い、「どうしま すか?」と保護者に問える時代になっただけ。一人よがりな 「よかれ」は通用しないのだから、する必要もない

・「価値」と「リスク」の天秤は?
・園が負うべき責任範囲は?
・開園は園の責任か? ・保護者が負うべき責任範囲は?
・社会(国、自治体)が負うべき責任範囲は?
…これらの線引きをもとに、自園の次の行動、保護者とのかかわりをつくることができる 

自治体により対応が違うため答えは出せない。
保育園 特別措置法では学校と並んで閉めることを勧められる施設だが、
ただ必須な職業(Essential Worker)のお子さんを預からないといけない。
保育士も必須な職業だから、コロナで命を懸けないといけなくなった。
保育士も必須な職業だから、看護師と同じで、危険手当を要求しないと辞めてしまう。
今は緊張しているが、GW明けに辞める可能性ある。 

保育士が感染して絶対に謝ってはいけない。
保育士の責任ではない。 

連休明け感染リスクが高い。
都市部から地方へ帰省した後の都心部、感染者増える。
保護者に「連休明けは感染リスク高くなるのでよく考えて預けて下さい」と伝える。
今はケガしても簡単に受診できない。だからと言って保育園でケガを0にはできない。
保護者にリスクを考えてもらう。

など掛札先生から日常の保育におけるリスクやコロナウィルスに関する保護者対応など沢山学ぶことができました。

たくさんの質問にも熱い想いで答えて下さり、参加者の皆様の安心につながったと感じております。

今後もこのような勉強会を開催して参ります。

ご参加下さった皆様ありがとうございました!

【開催報告】関西連絡会 勉強会「0~2歳児の発達と手遊び・体遊び講座」

2019年12月13日

東海連絡会 大山です。2019年12月7日(土)に開催された、関西連絡会勉強会「0~2歳児の発達と手遊び・体遊び講座」についてご報告させて頂きます。

関西連絡会2


講師の居森梨枝子先生は、保育士・幼稚園教諭・調理師・臨床発達心理士の資格を持ち、保健センターでの健診や療育相談、両親学級の実施、園の巡回指導等を行っています。電話での育児相談にも10年ほど携わっており、お母さん達の子育ての不安など生の声を聞かせて下さいました。

0歳児~2歳児の発達をしっかり理解することで保育の質があがる事例として、「グー・チョキ・パー」の手遊びを例にとり、0~1歳児にとってはチョキは難しいので「グー・パー」で手遊びすることなど沢山の事例紹介も。子供の段階に合わせていくことの大切さを学ぶことができました。

最後に居森先生から、「小規模保育は子供達にとってもすべての先生の顔がわかる良さがあり、保育士は子供一人一人としっかりかかわれる良さがあるので、子供達をいっぱいかわいがって、たくさんスキンシップをとってあげて下さい」とメッセージがありました。

参加者からの質問にも丁寧に答えて下さり、参加者一人一人の気づきにつながる勉強会になりました。参加者の皆様、ありがとうございました。

【12月7日(土)開催!】関西連絡会 勉強会「0~2歳児の発達と手遊び・体遊び講座」

2019年11月6日

関西連絡会から勉強会のお知らせです。今回は、小規模保育の現場で働く保育士のニーズが高い、乳児保育の研修です!


小規模保育の特徴を踏まえつつ、手遊び・じゃれつき遊びの実践や意味合いを考える講座です。 普段何気なくやっている遊びに隠された意味や豊かさを発見しませんか?
保育園での発達相談や巡回指導の経験豊富な講師を迎え、発達段階を踏まえた実践やアレンジのヒント、日常の保育でどう取り入れていくかなどをお話しいただきます。
小規模園での日常の保育の遊び内容のバリエーションを増やしましょう!

<開催概要>
日時:2019年12月7日(土) 13:00~15:00
会場:大阪府大阪市淀川区西中島6-7-8 大昭ビル11F
   (西中島南方駅 徒歩5分)
参加費:会員 無料/非会員 1,000円
定員:30名(要申込・先着順)
主 催:全国小規模保育協議会 関西連絡会

<講師プロフィール>
居森梨枝子(いもりりえこ)氏
保健センターでの健診や療育相談、両親学級の実施、園の巡回指導等の経験が豊富です。
大妻女子大学卒業。保育士・幼稚園教諭1級・調理師・臨床発達心理士。

▼お申し込みはこちら 締切:2019年12月6日(金)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeDUHfsJcSIkuoKt4Wpp9uHDlTU909BqotoxWfvgKD_txOwcA/viewform?vc=0&c=0&w=1

参加ご希望の方はぜひ、お早めにお申し込みください!
皆さまのご参加をお待ちしております。

▼お問い合わせはこちら
ooyama.suno@ssmother.com
担当:大山宛

【報告】要望に応え追加開催『第3弾! なるほど!現場拝見小規模保育園巡り♪(東京編)』

2016年12月19日

今年も受付開始後、数日で満員御礼となった小規模保育園施設見学会《なるほど!現場拝見!小規模保育園巡り》。
満席後も「申し込みできませんか?」という嬉しい問い合わせをいただき、その要望に応えるため、急遽追加で見学会のイベントを開催しました。

電車から積雪した富士山も望める晴天の12月2日(金)。
横浜と同時開催で、東京編の見学会も東京の辰巳(たつみ)駅から9:30にスタートしました。
NPO法人フローレンスが運営する東京の「おうち保育園」3園を回ります。

◎1園目「おうち保育園 しののめ」(東京都江東区)

集合場所の辰巳(たつみ)駅には、「小規模保育の施設をこの目で見よう!」という熱い思いの方々が、岩手、埼玉、千葉、東京から総勢8名集まりました。参加者は、すでに小規模認可保育園を開設されている方、小規模認可以外の保育を運営されている方、小規模認可を知りたいという方など様々でした。

簡単な参加者の自己紹介とスタッフ紹介、見学会についての説明の後、出発!
辰巳駅を出て、東雲(しののめ)運河を横切る橋を渡ります。
川を渡る風に吹かれ、前方にそびえる40階を超えるタワーマンション群に「すごい~」と驚きつつ、住環境を眺めながら園へと歩いて行きます。

1園目は、UR賃貸住宅の公団の2階にある「おうち保育園 しののめ」。
園児は、朝の集まりを終え、お散歩へと出かけるところでした。
参加者は、園児のお出かけとぶつからないよう外廊下につながるベランダ側から園に入り、園児が出かけるまでベランダから入ったすぐの部屋で待ちました。

園長から園の概要説明を受け、園児が出発した後、各部屋を写真撮影したり、園長に質問したりしながら施設見学をしました。
切ったペットボトルを蛇口に付け、園児が手を洗いやすくした洗面所など、園での工夫に驚きの声が漏れていました。

◎2園目「おうち保育園 とよす」(東京都江東区)

「おうち保育園 しののめ」見学後、徒歩で15分ほど先にある「おうち保育園 とよす」に移動しました。参加者がそれぞれ話をしたり、「おうち保育園 とよす」の連携園や良く利用する児童館などを道々見ながらゆっくり歩いて移動しました。

おうち保育園 とよす」は、豊洲駅から徒歩9分。近代的な都市と江戸下町の伝統を合わせ持つ豊洲にUR都市機構が運営している「豊洲四丁目団地」の1階にあります。
園児がお散歩中だったこともあり、参加者は、施設内で狭いながらも工夫している様子をじっくりと見学しました。

3園の中では、一番コンパクトで住居を利用した雰囲気が味わえる園ですが、道路を挟んで5mほど先にある別の部屋に園の事務所を構えています。

「おうち保育園 とよす」の見学後は、園の事務所に移動し、温かいお茶を飲みながら、NPO法人フローレンス元小規模保育事業部マネージャー、中村ディレクターの説明を聞きました。中村からは、パワーポイントの資料をプロジェクターに投影しながら、小規模保育の課題とNPO法人フローレンスが運営するおうち保育園立ち上げ経緯と現状の説明がありました。
採用や園長などの研修などについて、参加者と質疑応答を重ね中身の濃いやりとりが交わされました。

中村の説明後は、お昼のお弁当を食べながら、とよす園の園長への質問の時間となりました。
参加者に事前にいただいた質問シートを元に、とよす園の園長が現場ならではの具体的な回答をしました。園長からの回答に対して、参加者から新たな質問が上がり、質問が途切れることがありませんでした。

◎3園目「おうち保育園 門前仲町」(東京都江東区)

お昼をいただいた後、「おうち保育園 門前仲町」に移動しました。
「おうち保育園 とよす」からタクシー3台で移動し、埋立地の豊洲から町中の門前仲町に移りました。

門前仲町駅から徒歩8分の「おうち保育園 門前仲町」では、お昼寝中の時間だったため、静かに園の玄関に入り、園長の話を聞きました。

コットで寝入る子どもたちの様子やお昼休憩中のスタッフが小声ながらも楽しく歓談している様子を見学しました。

子ども用の棚などのリフォームについての質問や、棚にある子どものオムツなどが出されてしまい名前がないときの探し方など、どこの保育園でも共通のやり方に見学者が納得する様子が見られました。

◎振り返り

「おうち保育園 門前仲町」見学後は、園から5分ほど歩いた門前仲町駅近くの会議室に場所を移し、お菓子と挽きたてのコーヒーを飲みながら、今回の見学会について、参加者の方同士振り返りを行いました。

「園長のやる気がすばらしい」「質問に丁寧に答えていただけた」「研修が大事だとわかった」「実際の現場を見ることができて参考になった」など、参加者の方は、どなたも見学会でそれぞれの学びを持ち帰ることが出来ました。

準備期間が1ヶ月ほどだったため、不行き届きな点があったかと思いますが、「すでに満席になっていた見学会に参加できて良かった」との声もいただき、好評のうちにお開きとなりました。

事務局の人数は限られているのですが、今後も皆様のお力もお借りしながら、皆様のご期待に応えていけるよう努めていきます。

【報告】5園を一日で見学!『第3弾! なるほど!現場拝見小規模保育園巡り♪』

2016年12月16日

小規模保育施設の現場をみたい。知りたい。という声に応える「貸切バスで巡る小規模保育園見学会」。晴天の中12/2(金)に第三弾を開催しました。
長崎、京都、静岡など遠方の方も含めて18名の方が参加されました。参加される方は、小規模保育園を開園されている方、来年度開園予定の方、また、これから開園を目指す方など様々でした。



◎1、2園目「はぐ@ねすと」「ネストぽぽ」(横浜市瀬谷区)

NPO法人さくらんぼが運営する「はぐ@ねすと」「ネストぽぽ」では、伊藤理事が保育室を案内しながら参加者の質問に答えました。
「はぐ@ねすと」ではマンションの2世帯のベランダ部分をウッドデッキでつなげ広さを確保するという工夫も見られました。

「ネストぽぽ」は、横浜保育室から小規模保育事業に移行した施設です。保育園前に園庭があるのが特徴です。
みなさん、給食室や部屋の作りなどを熱心に見学されていました。

伊藤理事から法人の紹介や施設について説明を聞きました。今後の小規模保育で生き残るには選ばれる施設になることが大切と話していたことが印象的でした。
そして質問タイムでは、第三者評価や法人税についてなど具体的な質問も出て、参加者同士情報を共有していました。

◎3園目は「ぽかぽか保育園」(横浜市南区)


NPO法人WooMoo(うーも)が運営する「ぽかぽか保育園」は、商用施設(米屋だった物件)を改装した、助産院が母体の保育園です。
母乳育児での社会復帰を積極的に支援しています。ちょうど、午睡の時間の訪問でした。今日の給食を取っておいてもらい参加者に食事の量や実際の盛り付けの仕方なども見ていただきました。

 
お昼は、運営母体のみやした助産院に移動して、ランチを取りながら参加者の交流時間です。
まずは、宮下理事(みやした助産院院長)の小規模保育園と助産院の連携・産前からの支援・助産師と保育士の協働や母子支援・母乳育児などの話をスライドを見ながら聞きました。

宮下理事への質問タイム、その後は全員で自己紹介、助産院の身体に優しい食事、なんとおやつ付き!みんなで昼食を頂きながらのゆったりとした時間でした・・・☆
助産院のメニューは、乳製品と卵を使っていないのに種類豊富でとってもおいしいんです!
バイキング形式でこれは美味しい~!とみんなでワイワイしながら、初対面の参加者同士でも会話が弾み、賑やかなひとときとなりました。柿ドレッシングで味付けした切り干し大根サラダが大好評でした!

◎4、5園目 「大場りとるピッピ」「りとるピッピ」(横浜市青葉区)


NPO法人ピッピ・親子サポートネットが運営する「大場りとるピッピ」は、デイサービスさくら(介護保険事業)と共に一軒家の中で併設されています。木のにおいがいっぱいの素敵な一軒家で、真ん中の部屋には大きなテーブルもあり、そこでは「サロン&まちの台所」として、地域に開かれたプログラムや催し物が行われています。
友澤理事から、スライドを使って日々の様子の紹介がありました。デイサービスの利用者と園児の交流がとても微笑ましかったです。法人内の事業の説明や施設の特徴の話もありました。

「りとるピッピ」では、マンションの2世帯を壁の工事でつなげています。子ども達の元気で可愛い声が響いていました♪


◎振り返り

最後は1日の振り返りタイム。参加者が一人ずつ感想を話し、参加者からの質問には、友澤理事が答えていきました。


参加者からは、「各施設の特徴がよくわかった。」「母乳育児や親支援の大切さを改めて考えられた」「自分たちが小規模保育の価値を上げていくことが大事なんだ」「悩みが解決できた」「子どものことを一番に考えるという原点にかえることができた」などの感想が寄せられました。

恒例の見学会!!NPO法人運営の小規模保育園とひとことで言っても様々で、それぞれの特長をリアルに見ることができるよい機会だったのではないでしょうか。

ご参加の皆さま、ありがとうございました!!