【報告】沖縄連絡会 3/10(日) 発会イベント開催
2018年3月29日
全国に良き小規模保育を広げていこう、と2012年に発足した、NPO法人全国小規模保育協議会の沖縄連絡会が発足しました。
仙台、横浜、東京、関西に続き5つ目の支部・連絡会です。
沖縄と言えば、実は待機児童数は全国2位。
幼稚園が5歳からなので、3歳以降の受け皿にはなりづらい中、どうやって増え続ける待機児童を吸収していくのか、という課題にまさに直面しています。
さらには、子どもの貧困率は本土の約2倍の30%!
協議会が掲げている、小規模保育園における「保育ソーシャルワーク」というテーマが、これほど必要とされている土地もありません。
そうした状況の中で、地元の小規模保育所を運営する「たくし保育園」を中心とした、事業者のみなさんが、連絡会の立ち上げに向けて奔走し、発足の運びとなりました。これから、小規模保育園同士の横のつながり、研修、自治体への制度改正や要望等を仕掛けて行ってくださいます。
2010年4月に、東京都江東区と取り組んだ「おうち保育園しののめ」開園から始まり、2015年には制度として認可園の仲間入りを果たした小規模認可保育園。
初年度は約1,600箇所、昨年度には3,500箇所と順調に園が増えています。
待機児童解消、そして、子どもの最善の実現のために、これからも仲間と共に頑張って参りたいと思います!
全国の小規模保育園と、そこで働く保育士の皆さん、共に前進しましょう!
右座席:会長 當間常雄様(たくし保育園/浦添市/正会員)
左座席:副会長 湾野政弥様(キュート・チャイルド・ケア/宜野湾市/正会員)
左立①:事務局長 稲泉誠様(たくし保育園/dreammondayfamily/ 賛助会員予定)
左立②:会計 上原中様(はなまる保育園/那覇市在/正会員予定)
左立③:発起人 當間良美様(さつき保育園/浦添市在/正会員予定)
左立④:発起人 上原寿美子様(サウンドキッズ保育園/浦添市在/正会員予定)
※地元紙に掲載いただきました。こちらもご覧ください。
【お知らせ】沖縄連絡会 3/10(日) 発会イベント開催
2018年2月27日
今春、全国的にも小規模認可の施設数の多い沖縄県にて、連絡会が発会することとなりました!
発会を記念し、代表の駒崎の講演会を開催致します。
右座席:会長 當間常雄様(たくし保育園/浦添市/正会員)左座席:副会長 湾野政弥様(キュート・チャイルド・ケア/宜野湾市/正会員)左立①:事務局長 稲泉誠様(たくし保育園/dreammondayfamily/ 賛助会員予定)
左立②:会計 上原中様(はなまる保育園/那覇市在/正会員予定)
左立③:発起人 當間良美様(さつき保育園/浦添市在/正会員予定)左立④:発起人 上原寿美子様(サウンドキッズ保育園/浦添市在/正会員予定) 2月20日の沖縄タイムスにも、発会の記事が掲載されました。
普段なかなかお会いできない沖縄県や九州の小規模保育関係者の皆さま、これから小規模保育をたちあげたい、興味がある方、ぜひ一緒に小規模保育についてお話しましょう!
<概要>
「全国小規模保育協議会・沖縄連絡会発会シンポジウム」
3 月 10 日(土) / 参加費:無料
開催場所:琉球放送会館(RBC) 沖縄県那覇市久茂地2-3-1
・12:15 開場受付開始
・13:00~14:00 代表理事駒崎弘樹 基調講演
・14:10~15:30 パネルディスカッション
※事前申し込み受付が必須になります。
下の連絡先まで、メールにてお申し込みをお願いします。
沖縄連絡会準備室 担当 稲泉
m.inaizumi@outlook.jp / 090-3014-2146
<連絡会発足の背景>
協議会が活動を開始して6年、子ども子育て支援制度のスタートから3年が経過します。全国的に施設数が増え、待機児童対策の一つの柱として期待される中、「3歳以降の受け皿問題」など、地域ごとの政策提言も重要度を増してきました。
各地域の活動をさらに後押しすべく、仙台支部の立ち上げや、その前身となる連絡会の発足を支援。関西連絡会や横浜連絡会、東京連絡会、と各地域で繋がりがうまれ、行動をおこす仲間が増えています。
【報告】横浜連絡会 2016年8月実施 19名が参加!
2016年8月25日
先日、開催された全国小規模保育協議会“横浜連絡会”のご報告です。
この連絡会は、横浜で小規模保育園を運営している会員の方々が情報・意見交換をし、今後の小規模保育について一緒に考えていく集まりです。
当日は19人が参加。
自己紹介のあと、今、困っていることや横浜の制度について意見を出し合いました。
いくつか見えたテーマがあります。
まず「連携施設」について。
どの事業者からも、受け皿としての連携設定の難しさが聞かれ、更には、行政区による対応の違いが分かりました。連携先となる保育園や幼稚園に対して積極的に働きかけをしている区がある一方で、自治体の関与が消極的である区では事業者側がかなり苦戦をしいられているという状況。
その他にも、「朝夕の保育士配置」「土曜日の共同保育」については、共通の課題認識があることも分かりました。
今後は、市との意見交換会の開催を念頭に、活動を継続していくことを参加者で確認しました。
市への提出書類に関することなど、日常業務の細部についても情報交換していらっしゃり、顔を合わせて直接話し合う時間が必要なんだと改めて感じました。