東京都保育士等キャリアアップ研修を開催します【12/04情報を更新しました】
2019年10月21日
研修の開催目的
厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課長通知「保育士等キャリアアップ研修の実施について(平成 29 年 4 月 1 日付け雇児保発 0401 第1号)」に基づき、保育現場におけるリーダー的職員の育成に必要な専門性の向上を図るための研修を実施します。
概要
1. 研修対象者
東京都内に所在する私立の保育所等(子ども・子育て支援法に基づく特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに東京都認証保育所)の保育現場で、それぞれの専門分野に関してリーダー的な役割を担う方が対象です。
※公立施設や他府県に所在する保育所等に勤務する方は対象外です。
2. 開催日程
◆マネジメント
【終了】2019年7月7日、21日 9:30~18:10
(講師:大阪教育大学 准教授 小崎 恭弘 氏)
※受付開始は、2019年6月5日(水)12:00~
【終了】2019年8月10日、11日 9:30~18:10
(講師:大阪教育大学 准教授 小崎 恭弘 氏)
※受付開始は、2019年7月3日(水)12:00~
〈主な研修項目〉
○マネジメントの理解
○リーダーシップ①
○リーダーシップ②
○組織目標の設定
○人材育成
○働きやすい環境づくり
◆保健衛生・安全対策
【終了】2019年7月28日、8月12日 9:00~18:10
(講師:株式会社保育安全のかたち 遠藤 登 氏)
※受付開始は、2019年6月12日(水)12:00~
【終了】2019年9月22日、23日 9:00~18:10
(講師:株式会社保育安全のかたち 遠藤 登 氏)
※受付開始は、2019年8月7日(水)12:00~
〈主な研修項目〉
○保健計画の作成と活用
○事故防止及び健康安全管理①
○事故防止及び健康安全管理②
○保育所における感染症対策ガイドライン
○保育の場において血液を介して感染する病気を防止するためのガイドライン
○教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン
◆食育・アレルギー対応
【受付終了】2019年10月6日、13日 9:30~18:10
(講師:兵庫医療大学 保健師 阿川 勇太 氏)
※受付開始は、2019年8月14日(水)12:00~
10月13日の研修は、台風19号の接近のおそれがあるため「中止」といたします。代替日については、別途事務局よりご連絡いたします。
【受付終了】2019年12月1日、8日 9:30~18:10
(講師:兵庫医療大学 保健師 阿川 勇太 氏)
※受付開始は、2019年10月9日(水)12:00~
<主な研修項目>
○栄養に関する基礎知識
○食育計画の作成と活用
○アレルギー疾患の理解
○保育所における食事の提供ガイドライン
○保育所におけるアレルギー対応ガイドライン①
○保育所におけるアレルギー対応ガイドライン②
◆保護者支援・子育て支援
【受付終了】2019年12月14日、2020年1月12日 9:30~18:10
(講師:保育コミュニケーション協会代表 松原 美里 氏)
※受付開始は、2019年10月21日(月)12:00~
<主な研修項目>
○保護者支援・子育て支援の意義
○保護者に対する相談援助
○地域における子育て支援
○虐待予防
○関係機関との連携、地域資源の活用
○保育ソーシャルワーク
※お昼休憩を45分、その他、3回程度5分休憩を入れます。
3. 研修費用
研修受講料は、受講料免除対象者の方は、無料となります。
受講料免除対象者でない方は、受講料20,000円を自己負担いただきます。
但し、講師指定のテキスト代、会場までの交通費、昼食代等の実費は自己負担となります。
※受講料、テキスト代については、領収書をお渡しします。
4. 会場
ハロー貸会議室 神保町
千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル8F
※会場へは公共交通機関をご利用ください。
5. 申し込み方法
末尾にあるWEBフォームよりお申し込みください。
研修のお申し込みは「施設単位」でお申し込みください。
施設を経由しない個人での申し込みについては、事務局までご相談ください。
申し込み後の詳しい流れにつきまして、申し込みフォームのヘッダーに記載がございます。
6. 研修当日
施設宛にお送りしました書類に記載された持ち物を必ずお持ちください。
7. 評価方法
研修修了の評価は、研修修了後のレポートによる理解度評価により行います。
受講する講習を遅刻・早退せず全時間分出席した受講者のみが対象となります。
レポートの内容により修了の可否を決定するものではありません。
8. 研修終了証について
「保育士等キャリアアップ研修修了証」は、1分野 15時間の研修を全て受講の上、レポートを提出し確認できた方に対し交付します。講座の一部を欠席した場合、受講した講座の履歴を次年度に繰り越すことはできません。研修修了証は研修履修の確認後、所属する施設あてに郵送により交付します。
9. 研修の中止について
研修当日の朝6時の時点で、台風等により東京都全域に「大雨かつ暴風」「大雪」「暴風雪」のいずれかの「特別警報」または「警報」が気象庁から発表されている場合は、中止となります。
その他、自然災害等の発生により、受講者の安全が確保できないと判断した場合も研修は中止となります。
研修中止の場合は、研修当日の朝7時までにホームページの「お知らせ」に研修中止の掲載をいたします。その他、自然災害等の発生により、受講者の安全が確保できないと判断した場合も研修は中止となります。
研修中止の場合は、研修当日の朝7時までに本ページの「TOPICS」に研修中止の掲載をいたします。
10. 自己都合による欠席、風邪やインフルエンザなどの体調不良による欠席の場合
現時点では、補講の開催予定はございません。
2日間の受講が必須となりますので、体調管理には十分お気をつけください。
11. 出席の取り扱い(遅刻・交通遅延への対応)
15分以上の遅刻・離席・早退をした場合は、原則として出席が認められません。
公共交通機関の大幅な遅延・運休により15分以上遅刻する場合であっても、遅延証明書の有無にかかわらず出席が認められませんので、予めご了承ください。
12. 個人情報の取り扱い
受講申し込み書に記載された個人情報については、弊会の個人情報管理規定に則り適正な管理を行い、本事業の運営以外の目的に利用することはありません。申し込みの記載内容が事実と異なる場合、受講及び修了の認定が取り消しとなることがあります。
※都道府県からの問い合わせ対応・報告:東京都以外の道府県で勤務する場合、都道府県間で研修修了者の情報を共有することにより、当該情報の確認が円滑となることから、指定研修実施機関は、他の道府県及び市町村に情報を提供することとなります。申し込みフォームにてご同意お願い致します。
上記の内容をご確認頂き、参加を希望される方は、以下のフォームよりお申し込みください。
〈お申し込みフォーム〉
※ 受付終了後は、空きができましたら、再度、受付をする可能性があります。時期は不明ですので、こちらのページでご確認をお願いします。弊会にお問い合わせいただきましても、時期についての回答はできかねます。
※ 分野、参加者ごとに個別でフォームの送信をお願いします。
※申し込み時点で、定員を超えていた場合は、追って、キャンセル待ちの連絡をさせていただきます。
※ 研修対象者でない方は、事務局までお問い合わせください。残席がある場合は、研修のご案内が可能です。
※ フォームでの確認事項
受講料免除対象かどうか:施設管理者にご確認ください。
保育士登録番号:保育士以外の方は入力不要です。
施設情報:名称、類型、公立・私立、施設メールアドレス、住所(郵便番号含む)
申し込み者情報:氏名、ふりがな、個人住所(郵便番号含む)、個人電話番号、生年月日
◆問い合わせ先
【研修制度についてのお問合せ】
東京都福祉保健局少子社会対策部保育支援課保育人材担当へお問合わせください。
03-5320-4130
【研修に関するお問合せ】
NPO法人全国小規模保育協議会 事務局 担当:中村/芳野
東京都千代田区神田神保町1-14-1 KDX神保町ビル 4F
03-6478-8501(直通)
03-6811-0906(NPO法人フローレンス内)
jimukyoku★syokibohoiku.or.jp(★を@に変換してください)
【11月10日(日)開催!】東海連絡会 講演会「保護者から見た小規模保育って?」参加受付中!
2019年10月18日
待機児童対策として開始された「小規模保育事業」も5年を経過し、東海エリアでは愛知・岐阜・三重・静岡において520園を上回る施設ができました。
現在の「小規模保育」の現状は?お子さんに寄り添い、居心地のよい場所になれていますか?
今回、「小規模保育」について、保護者の立場から「みらい子育て全国ネットワーク(miraco)」副代表・井上氏にお話しいただきます。
小規模保育の優位性や今後の方向性を一緒に考えましょう!
<開催概要>
日程:2019年11月10日(日)9:30~11:45
場所:ウィンクあいち 903号室
愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38 052-571-6131
対象:小規模保育に携わる方々(施設長・保育士・保護者)
内容:保護者から見た小規模保育の優位性
講師:みらい子育て全国ネットワーク(miraco)副代表・井上 竜太氏
定員: 84名(10月末日締切・定員になり次第締切)
参加費:1,000円(1名)※会員・一般ともに同額です。
主 催:全国小規模保育協議会 東海連絡会
<タイムテーブル>
9:30〜10:35 講演会
10:40~11:45 意見交換・交流会
▼お申し込みはこちらから
https://00m.in/d4gRe
皆さまのご参加をお待ちしております!
【先着8枠・会員無料】8月24日(土)開催・こどもなーと保育園 和泉さん登壇!保育者向けワークショップ追加枠のご案内
2019年8月22日
横浜連絡会から研修会のお知らせです!
5月総会後のプレゼン大会で大変好評だったこどもなーと保育園の和泉さんによる
表現活動と環境構成の内容を現場の保育士向けの研修として開催致します。
こどもなーと保育園の和泉さんを講師に招き、保育者向けワークショップを開催いたします。少しでも多くの方に参加していただけるよう、8枠限定で追加枠をご用意いたしました。
写真提供:こどもなーと公式Facebookページ ■保育者向けワークショップ「子どもたちの表現活動とそれを支える環境構成」
アートとは、自分の感情や思想、意思などを形や態度、言葉などで表現すること。表現するアートを大事にされている「こどもなーと保育園」和泉さんによるワークショップを開催します!
講師:(株)なーと こどもなーと保育園 和泉誠さん
こどもなーと保育園では、園にアトリエリスタと呼ばれる芸術専門家を常勤で雇い、
レッジョ・エミリア・アプローチをベースとした保育を実践しています。
http://codomonoart.net/
日時:2019年8月24日(土) 13:00~15:00
会場:ピッピみんなの保育園
〒225-0024 横浜市青葉区市が尾町1161-8 くらしてらす2階
東急田園都市線 市が尾駅から徒歩8分
会費:全国小規模保育協議会 会員 無料/会員外 1,000円締切:8月23日(金)18時まで
経営者、園長の方々もふるってご参加ください。
18時からは懇親会も行います。
参加申込は、横浜連絡会会長の新原(s.shimbaru@minnano-ouchi.com)宛に
メールにて参加人数、参加者氏名、代表者連絡先、
懇親会(18時~)の出欠をお知らせください。 皆さまのご参加をお待ちしております。
【開催報告】保育者向けキャリアアップ研修(マネジメント分野)を実施しました。
2019年8月19日
全国小規模保育協議会は、昨年度より「東京都保育士等キャリアアップ研修」の事業者として、さまざまな分野の研修を実施しています。
2019年7月、8月に「マネジメント分野」の研修を行った様子をご報告します。
全日程、大阪教育大学准教授 小崎恭弘先生にご登壇いただき、保育におけるマネジメントについてお話しいただきました。「NHKすくすく子育て」や新聞・雑誌等での連載で、小崎先生のことをご存じの方も多いかもしれません。
講師プロフィール
小崎恭弘(こざきやすひろ)
大阪教育大学 准教授 / 東京大学発達保育実践政策学センター研究員 / NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問 1990年聖和大学教育学部卒業。97年武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科終了。09年関西学院大学大学院人間福祉研究科後期博士課程満期退学。91年西宮市市役所初の男性保母として採用、西宮市授産所「名神あけぼの園」に配属。96年佛教大学通信教育部非常勤講師。02年聖和大学教育学部非常勤講師。03年西宮市役所退職、神戸常盤短期大学専任講師。甲南女子大学・大阪人間科学大学、武庫川女子大学、関西学院大学非常勤講師などを務める。
研修日程マネジメント①:2019年7月7日(日)、7月21日(日)
マネジメント②:2019年8月10日(土)、8月21日(日)
※①②とも、同一の内容です。
カリキュラム
1.キャリアパス研修と保育を取り巻く状況
2.保育組織とマネジメントの意義
3.保育組織におけるコミュニケーションのあり方
4.保育所におけるリーダーシップについて
5.マネジメントと保育の質的向上
6.保育所における目標と設定
7.保育所の人材育成
8.働きやすい職場と業務改善
1日7.5時間を2日間という長時間にわたる研修でしたが、小崎先生の、笑いも混じえた和やかな進行に、受講者のみなさんが熱心に聞き入っている姿が大変印象的でした。実際の保育現場を熟知していらっしゃる小崎先生ならではの、豊富な事例紹介の他、カリキュラムには、グループワークも多く取り入れられており、「園内研修でも取り入れられそう」と大変好評でした。2日目には、ワークの時間だけでなく、休憩時間や終了後に、参加者同士で和やかに語り合う姿も見られました。
保育業界では、「マネジメント」の考え方はまだ新しく、なじみのない方も多いかもしれません。”鳥の目 虫の目 魚の目”とよく言われますが、小崎先生の講義は、保育の「マネジメント」という考え方を、広い視野で、具体的な保育現場の事例とともに、現在の保育の潮流を踏まえて長い視点で伝えてくださる内容で、初めて聞く人にとっても理解しやすかったのではないかと感じます。ミドルリーダーの職員のみなさんにとって、この研修がより良い保育のヒントになれば大変嬉しく思います
参加者の感想より
・「マネジメント」というと抵抗感がある保育者は多いと思うが、それをとても身近に感じられ、1日が7.5時間とは感じられないほどに楽しく学ぶことができた。
・保育士の仕事のあり方、仲間としての意識向上や人間としてのあり方を考えられた。
・管理者になる人は必ず受けてほしいと感じました。
・職場での業務改善を見直し、園長とともに働きやすい職場づくりを進めていきたい。
・今後について具体的にお話しいただいたので、園に持ち帰って実践につなげたいです。
小規模保育協議会のキャリアアップ研修は、少人数での開催のため、しっかりと学べる点に高い評価をいただいています。他にもさまざまな研修コンテンツをご用意しておりますので、受講をご検討中の方はぜひお早めにお申し込みください。
詳細はこちら。
6/30(土) イベント開催「小規模保育の未来を語る2018 in 横浜」
2018年5月28日
全国小規模保育協議会は、「連絡会や支部を創って、全国でブロックごとに小規模保育事業者がまとまって、交流や研修を通じて、保育の質はもちろん、制度のより良い改善に声をあげていこう」ということをしています。
そんな中、この度、全国小規模保育協議会の横浜連絡会が主体となり、6月30日(土)午後、横浜にてイベントが行われることになりました!
横浜連絡会 会長の中陳(なかぜ)様(NPO法人おれんじハウス理事長)よりメッセージをどうぞ!
—————————————————
横浜市の荒木田副市長、元朝日新聞記者/小規模保育園園長及川様をお招きし、「小規模保育の未来を語る2018」をテーマとしたフォーラムを開催することになりました!
荒木田副市長は、この4月から人口370万人の大都市・横浜の副市長を務めていらっしゃいますが、以前はこども青少年局地域子育て支援課課長など経験されており、子育て支援には大変ご理解のある方です。
安心して子育てできる環境を創り、「子育てしやすいまち・よこはま」に向けて、現在の子育て支援環境の状況や取り組み、小規模保育園への今後の期待などをお話しいただく予定です!
また、朝日新聞記者から転身して小規模保育園運営されている及川様にもお話しいただき、現場目線での小規模保育園の良さや苦労話などお話しいただく予定です。
その他横浜連絡会からも事例紹介を行う予定です。
コーディネーターは当協議会の駒崎理事長が行ないます!
普段聞けないいろんな話が出てくるかも!?お楽しみに~
<プログラム概要>
・会場:「ハロー貸会議室新横浜」(「新横浜」駅から徒歩5分)
・日時:6月30日(土)13:30受付、14:00~ ※会員は無料、会員外の方は1,000円頂戴します
14:00 オープニング
荒木田副市長ご講演
元朝日新聞記者及川様ご講演
市内の小規模保育事業の事例紹介
小規模保育の多様性や今後のチャレンジ取り組み紹介
登壇者、駒崎理事長等によるディスカッション
16:00 終了予定
横浜市の方はもちろん、小規模保育の未来を一緒に考え、議論してくださる方、ぜひご来場をお待ちしております。
お申し込みは、こちらのアドレス宛にメールを送信してください。
【お知らせ】沖縄連絡会 3/10(日) 発会イベント開催
2018年2月27日
今春、全国的にも小規模認可の施設数の多い沖縄県にて、連絡会が発会することとなりました!
発会を記念し、代表の駒崎の講演会を開催致します。
右座席:会長 當間常雄様(たくし保育園/浦添市/正会員)左座席:副会長 湾野政弥様(キュート・チャイルド・ケア/宜野湾市/正会員)左立①:事務局長 稲泉誠様(たくし保育園/dreammondayfamily/ 賛助会員予定)
左立②:会計 上原中様(はなまる保育園/那覇市在/正会員予定)
左立③:発起人 當間良美様(さつき保育園/浦添市在/正会員予定)左立④:発起人 上原寿美子様(サウンドキッズ保育園/浦添市在/正会員予定) 2月20日の沖縄タイムスにも、発会の記事が掲載されました。
普段なかなかお会いできない沖縄県や九州の小規模保育関係者の皆さま、これから小規模保育をたちあげたい、興味がある方、ぜひ一緒に小規模保育についてお話しましょう!
<概要>
「全国小規模保育協議会・沖縄連絡会発会シンポジウム」
3 月 10 日(土) / 参加費:無料
開催場所:琉球放送会館(RBC) 沖縄県那覇市久茂地2-3-1
・12:15 開場受付開始
・13:00~14:00 代表理事駒崎弘樹 基調講演
・14:10~15:30 パネルディスカッション
※事前申し込み受付が必須になります。
下の連絡先まで、メールにてお申し込みをお願いします。
沖縄連絡会準備室 担当 稲泉
m.inaizumi@outlook.jp / 090-3014-2146
<連絡会発足の背景>
協議会が活動を開始して6年、子ども子育て支援制度のスタートから3年が経過します。全国的に施設数が増え、待機児童対策の一つの柱として期待される中、「3歳以降の受け皿問題」など、地域ごとの政策提言も重要度を増してきました。
各地域の活動をさらに後押しすべく、仙台支部の立ち上げや、その前身となる連絡会の発足を支援。関西連絡会や横浜連絡会、東京連絡会、と各地域で繋がりがうまれ、行動をおこす仲間が増えています。
【4/8(日) 研修お知らせ】汐見先生と語る小規模保育の魅力と可能性
2018年2月27日
きたる4月8日(日)午後、大阪にて、汐見先生をお招きし、研修を開催致します!
<研修会概要>
日時:2018年4月8日(日) 受付12:15〜/開始13:00~
場所:梅田スカイビル会議室22階 E
会費:全国小規模保育協議会 会員 2,000円/非会員 3,500円
【午前の部】10時~ 関西連絡会の活動紹介
【午後の部】13時~ 汐見先生ご講演
15時半~ 茶話会(グループ別)
先着順にて以下のイベントページよりお早めにお申し込みください。
※申し込みには、Peatix(ピーティックス)のチケット販売システムを使用しています。
そのため、チケット購入時には、Peatixのアカウントが必要となります。
【お問い合わせ】
全国小規模保育協議会 関西連絡会 0120-47-8841(木内)
【 研修会 開催報告 】 保育ソーシャルワーク がなぜ必要なのか?
2017年11月1日
10月29日、保育ソーシャルワーク研修会「~保育ソーシャルワークがなぜ必要なのか~」を開催、台風が近づく中、約50名の方に参加頂きました。
保育の質の更なる向上を目指し、日々の保育運営に励んでいる、
でも、
どんなに保育園で良い環境を提供できても、家庭で困難を抱えていたら…
そんな危機感から、小規模保育所等を経営する経営者、園長、保育スタッフ、など、多くの保育関係者が参加してくださいました。
「児童相談所の役割は、あくまで要支援家庭、つまり、トラブルが起きてしまってからの介入」
「それ以外の予備軍の早期支援や予防こそが重要であり、それは市区町村の役割となっている」
「そして、それを担うプレーヤーの1つとして、保育園の役割は大きい」
日本福祉大学 渡辺顕一郎教授の講演を聞きながら、改めて、子育ての伴走者として保育園に求められる役割を認識し、何を学び、行動すべきか?について理解が深まっていきました。
子ども子育て支援法の新制度になってから、虐待のリスクが高い家庭は認可園に優先的に入園できるようになった点からも、身近な児童福祉施設である保育所が果たすべき役割が大きいことを改めて認識しました。
その後、事例共有やグループに分かれての対話を通じ、
「正直、保育士の役割がどんどん重くなってちょっと大変…と思ってしまいました。でも、子どもたちにとってセーフティネットとなりうる保育園だからこそ、一部の保育園だけがソーシャルワークをやればいいという問題ではないと思います。全ての保育園にソーシャルワークの機能があり、切れ目のない支援システムになってほしいです。」
「私は経営者なので、園長とともに進めていくために、どう伝えようか考えるために研修に参加しました。既に取り組まれている事例を聞いてイメージが沸きました。そして、あえて視点をあげすぎず、まずは自園の園児のことだけ考えてやってみる、と思うとすぐアクションできそうです。それこそ、定員19名という小規模の強みですよね。」
といった感想が寄せられました。それぞの立場から感じることを熱く語り合い、まだまだ話し足りない、そんな熱気に溢れていました。
その後、会の締めくくりとして、渡辺先生から頂いたコメント(一部抜粋)を皆さんに贈ります。
・保健、医療、学校教育など、保育以外にある地域の社会的資源を知ることが第一歩
・自前で何でもやるのではなく、地域の専門機関が使えないか?という視点が大切
・熱心な人ほど、自己完結的な支援をしてしまうが、園内や法人内だけでおわるのは勿体無い
・小規模保育は2歳までなので、その先をどう繋げていくか、縦を見据えてやるべきことを考えていく
待機児童対策の救世主として制度化された小規模認可保育所。
小規模ゆえの手厚さを活かし、今、私たちができること、やるべきことを、皆さんとともに一歩一歩、形にしていければと思います。
【研修会案内】10月29日(日)保育ソーシャルワーク研修会@東京
2017年10月3日
次回、研修会のお知らせと受付開始のご案内です。
協議会では5カ年計画に基づき、「親子に寄り添える小規模保育」を目指し、課題を抱える親子のソーシャルワークを行っていくモデルづくりに挑戦します。
研修会を通じて皆さんと理解を深め、園運営に活かすためにどうしたらいいかともに考え、行動をおこす機会になればと思います。
詳細をご確認の上、文中のフォームよりお申し込みをお待ちしております。
「保育ソーシャルワーク研修会
~保育ソーシャルワークがなぜ必要なのか~」
【日時】2017年10月29日(日)13:00~16:00
【場所】認定NPO法人フローレンス 飯田橋本部
http://florence.or.jp/about/access/
【定員】60名(一法人3人まで→法人制限なくなりました)
【参加費】会員 2,000円 / 会員以外 4,000円
※お支払いは、当日受付にてお願い致します
【お申し込み】https://goo.gl/G5rG9w
※専用のGoogleフォームよりお受けしております
【内容】
1.はじめに
理事長 駒崎より 「 保育ソーシャルワークに向けて 」
2.基調講演
日本福祉大学 渡辺顕一郎先生 ( 質疑応答含め60分程度 )
https://nfu-kg.n-fukushi.ac.jp/nfuhp/KgApp?kyoinId=ymisyogyggy
https://www.n-fukushi.ac.jp/ad/contactbook/growth/child/02/index.html
3.事例発表
発表・渡辺先生からの総評
4.グループワーク
- グループワーク
- グループごとの発表
- 渡辺先生からの総評
5.締めの言葉
【その他】
ご質問がございましたら、協議会お問い合わせページよりご連絡をお願いします。