「小規模認可保育」の未来を描く全国フォーラム、蓮舫議員もゲストに迎え開催へ!
2015年1月28日
みなさま、こんにちは!
小規模保育施設が「小規模認可保育所」として法的に位置づけられる新制度が4月にスタートします。
この新制度、多様化する現代の子育て支援のニーズに応えるよう、いくつかの保育類型をふくんでいますが小規模保育はその中の一つにあたります。
制度の中でどのような位置づけなのか?
どんなニーズを背景にしているの?
従来の保育園とどう違うの?
などなど、小規模保育所ってどんなところ?と思う方、小規模保育をもっと応援したい!と思う方、現代の保育政策について色々知りたい!と思う方それぞれにご満足いただけるフォーラムを開催します。
小規模保育の現状と課題、政治は保育に何ができるか、を様々な視点から当事者の発信を通じて論じる骨太な内容です。
懇親会では理事長駒崎をはじめ小規模保育のキーパーソンと直接語らう機会も設けました。
みなさまふるってご参加下さい!
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「新制度までカウントダウン!
小規模認可保育の未来を描く全国フォーラム」
2015年2月28日(土)
13:00~16:30(受付開始12:30~)
場所)日本財団ビル 2F会議室
http://www.nippon-foundation.or.jp/about/access/
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◆プログラム
◎リレートーク
~小規模保育ってどんなところ?現場からの情熱プレゼン~
○登壇者
小規模保育事業者
「保育士自らが立ち上げる小規模保育園のかたち」(当協議会正会員和田様)
「全ての子どもがともに育つ小規模保育を目指して」(当協議会正会員中谷様)
その他当協議会幹事団体施設長、小規模保育園を利用する親御さん
当事者の発信を通して「小規模保育ってどんなところか」「小規模保育の今」を皆さんに知っていただける内容です。
◎パネスディスカッション
保育政策の鍵を握るママパパ議員たちによるパネルディスカッション
~政治家と保育者は未来のためにいかに手をつなぐか~
○登壇者
自民党議員(調整中)
高木美智代議員(衆議院議員 公明党 市民活動委員会委員長)
蓮舫議員(参議院議員 民主党 元少子化対策大臣)
長田浩志(内閣府参事官)
駒崎弘樹(全国小規模保育協議会理事長)
子育て政策に力を注がれる政界の皆様をお招きし「小規模保育のこれから」をお話し頂きます。
◎懇親会
~小規模保育のキーパーソンと語らおう!(お茶菓子つき)~
理事長駒崎をはじめとする当協議会理事とダイレクトに小規模保育や保育政策の今後についてお話しいただけます。
◆参加費
2000円 (お一人様あたり)
※当協議会 会員特別価格 1,000円(正会員、準会員、賛助会員 いずれもお一人様あたり)
◆お申し込み
申込みは下記URLよりお願いいたします。
http://peatix.com/event/65007
※申込締切は2月22日(日)
みなさまのご参加をお待ちしております。
ご質問、ご不明な点がございましたら、下記へメールにてお問合せください。
問合せ先 : 全国小規模保育協議会 事務局
Mail:jimukyoku@syokibohoiku.or.jp

【報告】新制度開始前のラストスパート! 「小規模保育セミナー」盛況に開催!
2014年12月15日
去る11月29日、前日の保育園見学会に続き、小規模保育セミナーが開催、総勢61名もの方にご参加いただく盛況な会となりました。
午前、午後と二部に分かれ、午前は協議会理事によるパネルディスカッション、午後はテーマ別のワークショップをおこないました。
≪協議会理事4人、自らの視座から小規模保育を語る!≫
4つの幹事団体で共同運営する当協議会ですが、各団体それぞれに持ち味があり、設立経緯から運営哲学までその団体ならではの特長があります。
パネルディスカッションでも「なぜ小規模保育を運営するのか」という問いに対し、各団体の保育理念が理事の口から語られました。
保育分野に参入する事業者は少子化傾向の今、これまで以上に保育哲学と志を持って運営することが求められます。
理事たちの「保育の大切さ」「その中でなぜ小規模保育なのか」という問いへの確固たる保育観に参加された方にも大いに印象づけられたようす。
終了後にとったアンケートに「(理事の)子どもを金儲けの道具にするな!という言葉が心に残った」というコメントが寄せられました。

また、質疑応答では、保育事業者の方から、制度開始前の今ならではの質問がいくつも寄せられました。
認可申請に落ちたといった切実な内容のものも。
法律に関する質問には理事長駒崎が、行政とのやりとりに関する質問には理事の伊藤や友澤、宮下からそれぞれ回答、アドバイスがありました。
≪協議会イベントの恒例、「手遊び」でテンションを上げ、午後の部スタート!≫

午後はいくつかのグループに分かれてワークショップを行いました。
事業者向けと保育スタッフ向けのテーマに分け、前者向けでは財務や求人、人事といった内容を扱い、幹事団体の給与も大公開といった大変オトクな内容でした。
後者の保育スタッフ向けワークショップでは各グループ5-7人で「小規模保育の好きなところ、いいところ」「困ったところ」について思いを言葉に出しシェアし合いました。
「どうしたら改善できるか、前に進めるか」、他団体の参加者の発言を聞くことで、自分の思いや状況を客観的に振り返る機会になったようです。
終了後は「もっと話したかった~!」という声もあがり、参加された方は皆存分に楽しまれたようでした。

保育スタッフ向けワークショップ
さて、全国小規模保育協議会では今後も事業者向け、働くスタッフ向け双方に楽しくてためになる研修会やイベントを開催していきます。
「こんな企画ないの?」「今後はこういうことやってほしい」といったリクエストがありましたらお問い合わせフォームよりぜひ声をお寄せ下さい。
<小規模保育セミナーに寄せられたアンケートより一部抜粋>
・行政ではどういった対応がなされているのか知ることが出来た
・いつも気にかけていない内容に触れることが出来て、大変有意義で勉強になった
・志ある皆さんの実際の体験などの生の話を聞け、これからの自分の糧となります
・子どもや親に寄り添っていける保育を大切にして取り組んでいきたい
【報告】「百聞は一見に如かず」!一日に小規模保育の6園を見学、リアルに違いを体験!
2014年12月15日
全国小規模保育協議会で初めて企画する施設見学会・・・
11月28日に開催したこの「保育園巡り」、小規模保育園をぜひこの目で見たい!と北は北海道から南は大阪まで総勢18名の方が参加して下さいました。
(定員がありましたので、お申し込みされても参加できなかった方、申し訳ありませんでした!)
バスを貸し切り4法人6園を一日かけて廻りましたので、各施設をじっくり観察、互いに比較できたのではないでしょうか。
一園目はNPO法人フローレンスが運営する「おうち保育園 ごたんだ」(東京都品川区)。
マンション(UR)を使った都会の真ん中にある保育園です。
参加者からの多岐にわたる質問に施設長が丁寧に答え、運営中の方も開園をこれから控える方も大いに参考になるようでした。
子どもたちは散歩中でもあり室内は撮影自由、手本にしたい収納の工夫やコーナーの使い方など参加者の多くがカメラに収めていました。

二園目はNPO法人WooMoo(うーも)が運営する「ぽかぽか保育園」(横浜市南区)。
商用施設(米屋だった物件)を改装した、助産院が母体の保育園です。
母乳育児での社会復帰を積極的に支援しています。ちょうど、給食が終わって午睡までのまったりした時間の訪問でした。
お昼には、参加者の交流時間をたっぷりとりました。
まず全員で自己紹介、その後は助産院の身体に優しい食事をみんなで頂きながらおしゃべりタイム・・・☆
助産院のメニューは、乳製品と卵を使っていないながら種類豊富でとってもおいしいんです!
バイキング形式でこれは美味しい~!とみんなでワイワイしながら、初対面の参加者同士でも会話が弾み、賑やかなひとときとなりました。
メニューの中では板麩のチンジャオロースがダントツで人気でした!!

有機野菜たっぷり、乳製品と卵を使わないNPO法人WooMooの食事
お腹いっぱいになった後は、当議会理事であり、みやした助産院・院長でもある宮下から話を聞きました。
助産院という現場から始まった保育園の成り立ち、助産師と保育士の協働や子育て支援といった内容に、男性の参加者からも「とても勉強になった」「産後支援や母乳育児について考えるよいきっかけとなった」とコメントいただきました。
その後、午後のプログラムである三・四園目に出発!
NPO法人さくらんぼが運営する「ネストぽぽ」・「てぃんく2@ねすと」(横浜市瀬谷区)では理事の伊藤が保育室や昼寝中の子どもの様子を見せつつ、それぞれの施設の成り立ちや運営を説明。
「てぃんく2@ねすと」ではマンションの2世帯のベランダ部分をウッドデッキでつなげ広さを確保という工夫も見せてくれました。

NPO法人さくらんぼ「てぃんく2@ねすと」にて
五・六園目は、NPO法人ピッピ親子サポートネットが運営する「大場りとるピッピ」「りとるピッピ」(横浜市青葉区)へ。
「大場りとるピッピ」は、デイサービスさくら(介護保険事業)と共に一軒家の中で併設されています。木のにおいがいっぱいの素敵な一軒家で、真ん中の部屋には大きなテーブルもあり、そこでは「サロン&まちの台所」のプログラムが運営されることもあります。
六園目は同じ運営母体の「りとるピッピ」。
こちらでは、マンションの2世帯を壁の工事でつなげています。ここでは保育面積や建築用途についての質問が多く出ました。

「りとるピッピ」では理事が勢揃いして質問へ回答
最後に一日の振り返りティータイムも設けられました。
WooMoo提供の手づくり米ぬかクッキーとお茶を頂きながら、宮下理事・伊藤理事・友澤理事を交えて質問タイム・・・物件の問題、保育士確保、行政とのやりとりについてなど、積極的に質問の手が挙がっていました。
今回初めての企画である保育園巡り・・・参加された皆さんいかがでしたでしょうか?
NPO法人運営の小規模保育園とひとことで言っても様々で、それぞれの特長をリアルに見ることができるよい機会だったのではないでしょうか。
今回、平日開催のため参加できなかった方もいらっしゃいましたが、大好評でしたので次年度もこの保育園巡りを開催したいと思っています。
ご参加の皆さま、ありがとうございました!!
今後もみなでよりよい小規模保育園を創っていきましょう!!
<参加者のアンケートよりコメントを抜粋>
・他の施設を見る機会がないので、保育室内の様子や設備を見れたことが良かった
・多様な小規模の施設が見学できた
・率直な質疑応答が出来、隠すことなく見学出来たから
・自分の園を見直すことが出来た
・地域の必要に応えて様々な活動をされていることをHPなどで知っていたが、実際に見ることで初めて理解でき、「見る」ことの大切さを感じた。今後に活かせればと思う。
【満員御礼!】現場を体感!一日に5つの施設見学!/施設運営の課題何でも解決 ワークショップを開催!
2014年10月3日
応募数が定数に達したため、イベントは両日とも受付を締め切りました。(11月10日)
多くの方よりお申込み頂きました!ありがとうございました!
小規模保育施設の現場をみたい、知りたい、という声に応える「バスで巡る施設見学会」、そして理事によるパネルディスカッション+施設運営でぶちあたる課題を皆で解決するワークショップ、といった2日にわたるイベントの詳細が決まりました。
11月28日、29日の両日、様々な角度から小規模保育を体感していただける内容となっております。
※11月28日、29日と2日間にわたるイベントですが、どちらか一日の参加も可能です。
※2日間参加の方は割引料金でご参加いただけます。
※遠方の方には格安で「NPO法人さくらんぼ」(横浜市瀬谷区、最寄り駅:相鉄線三ツ境)の施設に宿泊できます。詳細はお申込みの方へご案内します!
宿泊施設は希望者多数で定員に達したため受け入れ停止いたしました。
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11月28日(金)
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当協議会幹事団体の小規模保育施設へバスで出かけ訪問する見学会を開催します。
施設物件、中の様子、子どもたち、スタッフなど、それぞれの特徴を実際にご覧いただく絶好の機会です!
一日に5つの施設を見学するのは効率がいいばかりでなく、差異が分かり易いので比較が容易です。
≪スケジュール≫
■9:50 JR品川駅集合
■10:00 出発~おうち保育園ごたんだ(定員12名)、ぽかぽか保育園(定員9名、身体に優しい有機栽培の野菜を使ったランチ付き)、はぐ@ねすと(定員10名)、りとるピッピ(定員10名)、大場りとるピッピ(定員6名、同じく定員6名のデイサービス施設に併設した複合施設)
18:00新横浜駅解散
≪募集人数≫
18名
※残席2名
≪28日の料金≫
正会員 8千円、準会員1万2千円、会員外1万3千円 いずれもプラス昼食代1000円
なお、当協議会会員の申込みを優先とするため、場合によってはキャンセル待ちとなりますことご了承ください。
11月28日の申込みはこちら ※申込数が定数に達したため受付は締め切りました
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11月29日(土)
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この日は当協議会理事たちによるパネルディスカッションとみなさまに参加していただくワークショップを開催します。
パネルディスカッションは当協議会理事長駒崎をはじめ、理事3人がこれまでの相談事例からみえる事業者の課題や家族支援としての小規模保育など、多岐に渡るテーマで徹底議論の予定です。
また、ワークショップでは下記テーマ別にグループに分かれて、今、困っていること、不安に思っていることを出し合って、解決へのステップを見つけていただきたいと思います。
≪会場≫
プラザホテル葵の間 横浜駅東口徒歩2分
≪スケジュール≫
9:30 開場
10:00-12:00 パネルディスカッション
13:00-16:00 テーマ別ワークショップ
≪ワークショップのテーマ(予定)≫
■対象:運営者の方
・小規模保育園を立ち上げたい!スタートへの道しるべ
・お金の問題を解決しよう!(財務モデル)
・どうする、採用と人材育成(給与モデル)
■対象:現場ではたらく保育士・スタッフ
・みんなで解決しよう、現場の困りごと
・小規模保育ならではのチーム作り
こんなこと聞きたい、相談したいなどのリクエストをお待ちしています。
リクエスト内容、参加者数によってはテーマが変更になることもあります。
≪募集人数≫
80名
≪29日の料金≫
正会員 2千円、準会員・賛助会員3千円、会員外7千円
11月29日の申込みはこちら ※募集〆切ました
※2日両日参加の方へ割引特典あり※
正会員1万円、準会員・賛助会員1万5千円、会員外2万円
※ご注意※
・締切は11月10日(月)となります
・2日間参加される場合は28日と29日、それぞれのフォームにご入力、送信下さい。
小規模保育運営事業者、現場で働くスタッフみなさまのご参加をお待ちしております!!
ご質問、ご不明な点がございましたら、当HPお問い合わせフォームよりご質問をお寄せ下さい。

小規模保育事業へ注目高まる!第3回研修会、盛況に開催!
2013年7月2日
皆さま、こんにちは!
去る6月29日に第三回研修会(連絡会)が開催され
総勢36もの団体が参加、北は北海道から、南は神戸から、
小規模保育に熱い志を持った多くの方が駆けつけました。
冒頭では理事長駒崎より、国の「子ども子育て会議」について
現在進行中の議題について説明。
保育スタッフの資格要件や給食提供といったテーマは
事業運営に直結するだけに皆さま真剣に聞き入っていました。
次には会員の5団体より、各自の小規模保育について発表。
障がい児との共生保育や、高齢者施設との併設運営、
あるいは母乳育児にこだわった保育など
志ある保育の紹介は小規模保育の可能性の大きな示唆となったようでした。
その後は参加者全員が興味あるテーマのグループに分かれ、
意見交換、情報交換の場に。
事例発表の事業者から更に詳しく訊きたい人、
これから起業する人、自社の運営についてアドバイスが欲しい人等、
会場はそれぞれのニーズに合った情報交換の場として熱気に包まれました。
およそ40分ほどの情報交換タイム、それぞれが関心のあるテーマについて深く知り、
多様な取り組みや事例を知ることのできた有益なものであったと思います。
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弊会では小規模保育事業を行う会員の皆さまのニーズに合った
研修会を定期的に開催していく予定です。
普段から困っていること、疑問点や取り上げて欲しいテーマ等、
皆さまからの意見を吸い上げ、よりためになる研修にしていきますので
ご意見、リクエストがありましたらいつでもお寄せ下さいませ
