【東海チャプター活動報告】こどものありのままを受け入れる「インクルーシブ保育」勉強会

2021年12月10日(金)にオンラインにて、12月勉強会「こどものありのままを受け入れる「インクルーシブ保育」~「乳児期の気になる子どもの理解と支援」~」を開催いたしました。

【勉強会概要】
日時:2021年11月12日(金)14:00-16:00
内容:1.乳児期の気になる子の理解と支援 (45分)岩室智子
    保護者支援・寄り添い方・伝え方 (13分)岩室智子
   2.感覚について HSCについて    (20分)加藤尚美
   3.質疑応答            (5分) 岩室智子

まず、岩室智子先生より現代におけるインクルーシブ保育の説明があり、その後「乳児期の気になる子の理解と支援」「保護者対応」についてお話がありました。

保育士は障害に対し診断はできないが「あなたらしくあって良い」という観点から子どもを見つめ、よく観察して傾向の判断をし、必要な対応や環境を整える大切さを学びました。
子ども達がより安心できる環境のなかで過ごすことが、障害や個性の有無に関係なく大事であるとの事でした。

大人も子どもも心地よい状況を整えるため、よりわかりやすい手段として「青は思考、黄色は感情、赤は感覚」と色分けし、相手が求める色に沿って同じ色で応え寄り添う、と教えていただきました。
心理を可視化したご説明はとても分かりやすく、保育だけでなく、職員や保護者を支援する場面でも大いに活用できると感じました。

後半は加藤尚美先生が担当され、HSCについてお話して頂きました。
HSCの具体的な特徴や傾向について詳細なご説明があり、理解を深める事ができました。
HSCは個性であり「あなたらしさで良い」という観点からそのままを受入れ、自己肯定感を大切にはぐくむ重要性を学びました。

今回の勉強会には40名の参加があり、皆同様に熱心に耳を傾けられ、90分という時間がとても短く感じました。
「気になる子への理解」というテーマでお話いただきましたが、日々の保育士・保護者対応でも大いに役立つ内容だったと感じます。

一人ひとりにじっくり向き合える小規模保育の良さを生かし、今後もそれぞれの子どもの個性や特徴を大切に、保育の質を更に高めていけるよう様々に勉強会を続けていきたいと思います。
                            
文責・梅村

【京都チャプター活動報告】運動遊び研修会

2021年11月12日(金)にオンラインにて、京都チャプターとして初めてのイベントである「運動遊び研修会」を開催いたしました。

【研修概要】
日時:2021年11月12日(金)14:00-16:00
講師:リーベ 阪田隼也氏(https://liebe-japan.com/
内容:14:00-15:30 リーベ運動遊び研修会
   15:30-16:00 ディスカッション「少数保育の良さって何?」

講師は株式会社リーベのアフロコーチこと阪田氏。
オンライン上にて全国各地より50名以上の保育者さんが参加下さいました。

今研修会は、研修内容を講師にお任せするのではなく、京都チャプターと一緒になって作り上げました。
よりわかりやすくという思いから、オフラインでの事前研修会を行い、その様子の動画も当日オンライン上で流しました。

初対面であるはずの保育者たちが笑顔いっぱいに大笑いしながら事前研修会に参加する姿もたくさん見られ、「保育者が楽しむ」という保育の基本に立ち返られた方も多かったのではないでしょうか。

感覚統合の理論に基づき、実際の保育現場の写真と紐付けるプロセスを見ることで、日々実践している保育に身体作りの側面から意味付けできるような内容の研修会になりました。

京都チャプターは、今後もたくさんの研修会やイベントを企画していきたいと思います。
ご参加頂いた会員の皆さま、ありがとうございました。

京都チャプター 安藤

【実践本チャプター】noteにて小規模保育の実践例記事を新たに公開しました。

テーマチャプター第1号として4月に誕生した「実践本チャプター」!
全国に拡がる小規模保育の素晴らしい実践例にフォーカスし、
小規模保育の丁寧な事例や良さを発信するチャプターです!

毎日の保育を通し、様々に工夫を重ね子ども達の目が輝くよう頑張る保育士さん。
小規模ならではの視点や動機、背景はとても勉強になりますね。

実践本チャプターでは、そんな小規模保育での実践例を発信していくnoteを開設しました。

【note】小規模保育協議会:実践本チャプター

今回新たに公開された記事はこちらです。

これからも、随時noteで実践例をご紹介していきますのでお楽しみに!

なお、広くチャプター仲間も募集しています。取材先の園も広く募集中です!

◎お問い合わせはコチラ
担当:大塚 small.hoiku★gmail.com(※★マークを@に置き換えてください。) お待ちしています!

チャプター一覧ページもご覧ください。
(「テーマチャプター」のカテゴリに掲載されております。)
https://syokibohoiku.or.jp/aboutus/chapter

【実践本チャプター】noteにて小規模保育の実践例記事を新たに公開しました。

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全国に拡がる小規模保育の素晴らしい実践例にフォーカスし、
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毎日の保育を通し、様々に工夫を重ね子ども達の目が輝くよう頑張る保育士さん。
小規模ならではの視点や動機、背景はとても勉強になりますね。

実践本チャプターでは、そんな小規模保育での実践例を発信していくnoteを開設しました。

【note】小規模保育協議会:実践本チャプター

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これからも、随時noteで実践例をご紹介していきますのでお楽しみに!

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小規模ならではの視点や動機、背景はとても勉強になりますね。

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【実践本チャプター】noteにて小規模保育の実践例記事を新たに公開しました。

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小規模保育の丁寧な事例や良さを発信するチャプターです!

毎日の保育を通し、様々に工夫を重ね子ども達の目が輝くよう頑張る保育士さん。
小規模ならではの視点や動機、背景はとても勉強になりますね。

実践本チャプターでは、そんな小規模保育での実践例を発信していくnoteを開設しました。

【note】小規模保育協議会:実践本チャプター

今回新たに公開された記事はこちらです。

これからも、随時noteで実践例をご紹介していきますのでお楽しみに!

なお、広くチャプター仲間も募集しています。取材先の園も広く募集中です!

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【実践本チャプター】noteにて小規模保育の実践例記事5本を新たに公開しました。

テーマチャプター第1号として4月に誕生した「実践本チャプター」!
全国に拡がる小規模保育の素晴らしい実践例にフォーカスし、
小規模保育の丁寧な事例や良さを発信するチャプターです!

毎日の保育を通し、様々に工夫を重ね子ども達の目が輝くよう頑張る保育士さん。
小規模ならではの視点や動機、背景はとても勉強になりますね。

実戦本チャプターでは、そんな小規模保育での実践例を発信していくnoteを開設しました。

【note】小規模保育協議会:実戦本チャプター

今回新たに公開された記事はこちらです。

これからも、随時noteで実践例をご紹介していきますのでお楽しみに!

なお、広くチャプター仲間も募集しています。取材先の園も広く募集中です!

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【実践本チャプター】小規模保育の実践例を発信するnoteを開設しました!

テーマチャプター第1号として4月に誕生した「実践本チャプター」!
全国に拡がる小規模保育の素晴らしい実践例にフォーカスし、
小規模保育の丁寧な事例や良さを発信するチャプターです!

毎日の保育を通し、様々に工夫を重ね子ども達の目が輝くよう頑張る保育士さん。
小規模ならではの視点や動機、背景はとても勉強になりますね。

そんな小規模保育での実践例を発信していくnoteを開設しました。

【note】小規模保育協議会:実戦本チャプター

第一弾の記事はこちらです。

これからも、随時noteで実践例をご紹介していきますのでお楽しみに!

なお、広くチャプター仲間も募集しています。取材先の園も広く募集中です!

◎お問い合わせはコチラ
担当:大塚 small.hoiku★gmail.com(※★マークを@に置き換えてください。) お待ちしています!

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【東京チャプター活動報告】小規模保育園の経営者が語る取り組み・開設秘話①

こんにちは。東京チャプターの宮村です。

 東京チャプターでは、東京都の小規模保育の充実発展をめざし、相互交流、調査研究、研修や、行政への政策提言を行っています。

 それぞれが抱えている問題を共有し、解決の糸口を見つけるための場所となるべく、小規模保育園経営者・運営者を対象にした交流会を定期的に開催。全国で小規模保育園を経営するゲストスピーカーをお招きし、各小規模保育園の取り組みや開設秘話をお話いただいています。

 今回より4回にわたり、東京チャプターに寄せられた会員園での取り組みを紹介していきます!

 

第一回は学校法人 正和学園(東京・町田)の取り組みです。

◇ ◇ ◇ 

H30年版「子ども白書」には、自然体験、友だちとの遊び、地域活動の重要性が報告されています。正和学園が大切にしているのはまさに自然体験、遊びを通した学び、地域活動です。子どもたちに自己肯定感を高めてもらうことを大切にし、どのように保育の主語を「子ども自身」にしていくかということを主軸にして、保育を組み立てていきたいと模索しています。

 正和学園が運営する小規模保育施設「つながりづくり保育園」は、3つの園がそれぞれ隣接していて、法規上はそれぞれ別の園ですが、3園で1つの園を構成しているような感じです。3園併設は、日本初なのではないかと思っています。名前も分けず、つながりづくり保育園「α」「β」「for STAFF」と名付け、3園とも同じ建物の中に存在しています。

 小規模園では、自然の中で1、2歳の子どもたちが、砂だらけ泥だらけで遊んでいます。近隣の公園なども利用し、子どもたちが自分自身で感じる時間を大切に、友だち同士でいろいろな協働をしていくということに重きをおいて取り組んでいます。

 近年、送迎専用の保育園を開設しました。プレキンダーと一時保育をくっつけて送迎のみを行う保育園、在園児が0名の保育園ということで、7名からスタートしています。市から受託され、小規模保育の園児が3歳になるときに他の園に連れて行くということでスムーズに持ち上がりができるメリットもあります。

現在は提携している郊外の空きがある保育園12園に、現在30人ぐらいのお子さんを連れて行っていて、事業者さんからもご好評をいただいています。コロナの影響で多少苦戦していますが、申込書はひっきりなしという状況で、保護者が自然豊かなところでの遊びを求めていると肌で感じているところです。

ぐるみ保育取り組としては、小規模保育の施設をいくつかつくり、コミュニティ化してつないでいく「つながり保育プロジェクト」を行っています

各園が単体で閉じないようにしよう」という方針のもと小規模保育園7カ所と企業主導型保育1箇所を合わせた8カ所有機的なコミュニティとしてつなぎながらの運営にチャレンジしています

サービスの受給者と提供者の垣根をなくす試みも行っていて、クラウドファンディングによる寄付を原資として「シェア保育園」を開設、現在は2年目に入ったところです。シェアリングの発想を保育領域に当てはめていくことは時に難しい面もありますが、だいぶ地域に溶け込んできたかなと思っています。「うちの土地も保育園にしてほしい」というようなオファーの声も上がり、まさに地域活動の賜物だなとうれしく思っています。


【園情報】

学校法人 正和学園
https://seiwagakuen.ed.jp/