小規模保育事業者専用団体保険、2018年度新規受付を2月中旬に開始予定!

2018年1月26日

小規模認可保育所向けの団体保険も3年目となり、おかげ様で多くの施設にご利用いただいています。
2018年度の保険(2018年4月1日-2019年4月1日)の加入手続きについてお知らせします。

小規模保育向け専用団体保険
正式名称:小規模保育総合補償制度
毎年4月1日スタート、翌年4月1日まで一年ごとの保険



現在、2018年度版のパンフレットを作成中です。
パンフレットが出来上がり次第公開いたします。
2018年度より引受保険会社、代理店が以下に変更となる予定です。

【取扱代理店】
まほろば総合保險株式會社
TEL:03-3541-8681

【引受保険会社】
ジェイアイ傷害火災保険株式会社 首都圏支店
TEL:03-6634-4311

補償内容、料金に関しては、ほぼ同様となる予定です。
パンフレットは、2月中旬にご案内いたしますが、その前に情報が必要な方は、引受保険会社または取扱代理店まで直接お問い合わせください。


なお、今年度の平成29年度団体保険(小規模保育総合補償制度)の詳細やパンフレットをご希望の方は、次のフォームより資料のご請求をお願いします。
入会・保険問い合わせフォーム


■現在会員外で2018年度(2018年4月)より新規加入をご希望の団体様

・保険加入手続きの前に必須の会員登録(当協議会ご入会)を受付中です。


※今年度(2017年度)の年会費はお支払い不要です。

・団体保険の手続きを2月中旬頃より開始予定(2018年4月分スタート分)

※保険加入手続きは、次のお手続き完了後に開始します。
(正会員入会のお手続きに約1週間必要です)
・審査(フォーム入力)
・当協議会に正会員ご登録(フォーム入力)
・年会費(2018年度)のお支払(口座振込)
・口座振替手続き完了(書類のご郵送)

下のフォームよりお問い合わせ・お申込みください。
入会・保険問い合わせフォーム 

※当協議会の正会員である小規模認可保育所が加入対象となります。

※小規模認可保育所を対象とした保険加入であれば、運営側の法人格の有無や種類は問いません。社会福祉法人、株式会社、NPO法人などでもご加入できます。

※認可外の保育施設、家庭的保育事業所、事業所内保育所、企業主導型保育所は対象外となりますことご了承ください。



 ■現在正会員で今年度保険加入し来年度も加入をご希望の団体様

・団体保険の手続きを2月中旬頃より開始予定(2018年4月分スタート分)

※入会手続きは不要です。



■現在準会員で正会員移行予定の会員様


2018年4月開所予定の方で、2018年度(2018年4月)より新規加入をご希望の団体様

・保険加入手続きの前に必須の会員登録(当協議会ご入会)を受付中です。

※正会員移行手続き(フォーム入力)が必要です。

下のフォームよりご連絡をお願いします。
お問い合わせフォーム 



■「災害共済給付制度」について

当協議会の政策提言などにより、小規模認可保育所も「災害共済給付制度」(独立行政法人日本スポーツ振興センター)に加入が可能となっております。
当協議会の団体保険と合わせますとより手厚い補償となります。

「災害共済給付制度」(独立行政法人日本スポーツ振興センター)の詳細については、独立行政法人日本スポーツ振興センターの「災害共済給付」のページをご覧ください。

2017年 年末・年始休業日のお知らせ

2017年12月25日

誠に勝手ながら、下記の期間を事務局の年末年始の休業日とさせていただきます。
休業期間中に頂いたお問い合わせにつきましては、営業開始日以降、順次ご連絡さしあげます。

・2017年12月27日(水) ~ 2018年1月4日(木)  年末年始休業

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事務局一同、新年もみなさまと小規模保育の質の向上を目指すべく努めてまいります。
ご高配のほど、よろしくお願い申しあげます。

【 研修会 開催報告 】 保育ソーシャルワーク がなぜ必要なのか?

2017年11月1日

10月29日、保育ソーシャルワーク研修会「~保育ソーシャルワークがなぜ必要なのか~」を開催、台風が近づく中、約50名の方に参加頂きました。

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保育の質の更なる向上を目指し、日々の保育運営に励んでいる、
でも、

どんなに保育園で良い環境を提供できても、家庭で困難を抱えていたら…

そんな危機感から、小規模保育所等を経営する経営者、園長、保育スタッフ、など、多くの保育関係者が参加してくださいました。

「児童相談所の役割は、あくまで要支援家庭、つまり、トラブルが起きてしまってからの介入」
「それ以外の予備軍の早期支援や予防こそが重要であり、それは市区町村の役割となっている」
「そして、それを担うプレーヤーの1つとして、保育園の役割は大きい」

日本福祉大学 渡辺顕一郎教授の講演を聞きながら、改めて、子育ての伴走者として保育園に求められる役割を認識し、何を学び、行動すべきか?について理解が深まっていきました。

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子ども子育て支援法の新制度になってから、虐待のリスクが高い家庭は認可園に優先的に入園できるようになった点からも、身近な児童福祉施設である保育所が果たすべき役割が大きいことを改めて認識しました。

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その後、事例共有やグループに分かれての対話を通じ、

「正直、保育士の役割がどんどん重くなってちょっと大変…と思ってしまいました。でも、子どもたちにとってセーフティネットとなりうる保育園だからこそ、一部の保育園だけがソーシャルワークをやればいいという問題ではないと思います。全ての保育園にソーシャルワークの機能があり、切れ目のない支援システムになってほしいです。」
「私は経営者なので、園長とともに進めていくために、どう伝えようか考えるために研修に参加しました。既に取り組まれている事例を聞いてイメージが沸きました。そして、あえて視点をあげすぎず、まずは自園の園児のことだけ考えてやってみる、と思うとすぐアクションできそうです。それこそ、定員19名という小規模の強みですよね。」

といった感想が寄せられました。それぞの立場から感じることを熱く語り合い、まだまだ話し足りない、そんな熱気に溢れていました。

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その後、会の締めくくりとして、渡辺先生から頂いたコメント(一部抜粋)を皆さんに贈ります。

・保健、医療、学校教育など、保育以外にある地域の社会的資源を知ることが第一歩
・自前で何でもやるのではなく、地域の専門機関が使えないか?という視点が大切
・熱心な人ほど、自己完結的な支援をしてしまうが、園内や法人内だけでおわるのは勿体無い
・小規模保育は2歳までなので、その先をどう繋げていくか、縦を見据えてやるべきことを考えていく

待機児童対策の救世主として制度化された小規模認可保育所。

小規模ゆえの手厚さを活かし、今、私たちができること、やるべきことを、皆さんとともに一歩一歩、形にしていければと思います。

【受付中!】10月29日(日)保育ソーシャルワーク研修会@東京

2017年10月25日

いよいよ今週末に「保育ソーシャルワーク研修会」が東京で開催されます。


まだお席はございます!保育のソーシャルワークに初めて興味を持たれた方も、すでに保育現場でソーシャルワークを実践している方も、ご参加可能です。

参加費のお支払は当日となっておりますので、ぜひ、この機会に保育ソーシャルワークの一歩を踏み出してみてください。

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協議会では5カ年計画に基づき、「親子に寄り添える小規模保育」を目指し、課題を抱える親子のソーシャルワークを行っていくモデルづくりに挑戦します。

研修会を通じて皆さんと理解を深め、園運営に活かすためにどうしたらいいかともに考え、行動をおこす機会になればと思います。


詳細をご確認の上、文中のフォームよりお申し込みをお待ちしております。

「保育ソーシャルワーク研修会
  ~保育ソーシャルワークがなぜ必要なのか~」

【日時】2017年10月29日(日)13:00~16:00
【場所】認定NPO法人フローレンス 飯田橋本部
    http://florence.or.jp/about/access/
【定員】60名(法人ごとの人数制限はなくなりました)
【参加費】会員 2,000円 / 会員以外 4,000円
 ※お支払いは、当日受付にてお願い致します

【お申し込み】https://goo.gl/G5rG9w
 ※専用のGoogleフォームよりお受けしております


【内容】
1.はじめに
 理事長 駒崎より 「 保育ソーシャルワークに向けて 」
2.基調講演
 日本福祉大学 渡辺顕一郎先生 ( 質疑応答含め60分程度 )
 https://nfu-kg.n-fukushi.ac.jp/nfuhp/KgApp?kyoinId=ymisyogyggy
 https://www.n-fukushi.ac.jp/ad/contactbook/growth/child/02/index.html
3.事例発表
 発表・渡辺先生からの総評
4.グループワーク
 - グループワーク
 - グループごとの発表
 - 渡辺先生からの総評
5.締めの言葉

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【その他】
ご質問がございましたら、協議会お問い合わせページよりご連絡をお願いします。

【研修会案内】10月29日(日)保育ソーシャルワーク研修会@東京

2017年10月3日

次回、研修会のお知らせと受付開始のご案内です。

協議会では5カ年計画に基づき、「親子に寄り添える小規模保育」を目指し、課題を抱える親子のソーシャルワークを行っていくモデルづくりに挑戦します。

研修会を通じて皆さんと理解を深め、園運営に活かすためにどうしたらいいかともに考え、行動をおこす機会になればと思います。
詳細をご確認の上、文中のフォームよりお申し込みをお待ちしております。

「保育ソーシャルワーク研修会
  ~保育ソーシャルワークがなぜ必要なのか~」

【日時】2017年10月29日(日)13:00~16:00
【場所】認定NPO法人フローレンス 飯田橋本部
    http://florence.or.jp/about/access/
【定員】60名(一法人3人まで→法人制限なくなりました)
【参加費】会員 2,000円 / 会員以外 4,000円
 ※お支払いは、当日受付にてお願い致します

【お申し込み】https://goo.gl/G5rG9w
 ※専用のGoogleフォームよりお受けしております

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【内容】
1.はじめに
 理事長 駒崎より 「 保育ソーシャルワークに向けて 」
2.基調講演
 日本福祉大学 渡辺顕一郎先生 ( 質疑応答含め60分程度 )
 https://nfu-kg.n-fukushi.ac.jp/nfuhp/KgApp?kyoinId=ymisyogyggy
 https://www.n-fukushi.ac.jp/ad/contactbook/growth/child/02/index.html
3.事例発表
 発表・渡辺先生からの総評
4.グループワーク
 - グループワーク
 - グループごとの発表
 - 渡辺先生からの総評
5.締めの言葉


【その他】
ご質問がございましたら、協議会お問い合わせページよりご連絡をお願いします。

【開催報告】企業主導型保育事業の第一回分科会を開催しました

2017年9月28日
8月のお盆明け「企業主導型保育事業」について疑問点を解消し合う分科会が行われ、 全国から約20名が集まりました。 スペシャルゲストとして、事業を管轄する児童育成協会の部長にもご参加頂き、 日頃の疑問を直接投げかけられる貴重な場となりました。 注目度の高いテーマ「保育士の処遇改善が制度に盛り込まれるのか?」といった内容から、 「他の制度ではOKなのに、なぜこの制度のみNGなのか?」といった具体的な内容まで、 限られた時間ではありましたが、とても濃い内容になりました。 「分科会の様子」

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「懇親会の様子」

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分科会とは・・・ 各会員が特定のテーマに対して自主的に集まり、情報交換したり学びを深める活動です。 共に学び、悩み、歩んでいく当事者同士の繋がり。 当テーマ以外にも分科会があります、また、いつでも自ら立ち上げることが可能です。 なお、分科会は会員限定のコミュニティとなっていますので、 ご興味ある方は、ご入会の検討をお願い致します。

【報告】てぃ先生と駒崎理事長の対談。同行会員からの感想。

2017年9月5日

過日に実現したてぃ先生と駒崎理事長の対談と、対談取材に同行した全国小規模保育協議会の会員の感想をご紹介します。

保育士バンク!
「てぃ先生の園長見習い中 第2回 NPOフローレンス」
http://www.hoikushibank.com/column/t-sensei-florence
「てぃ先生の園長見習い中」は、てぃ先生が実際に保育園を訪問し、保育園を経営する先輩からヒントをもらう対談企画です。

てぃ先生と駒崎理事長


てぃ先生。Twitterフォロワー数40万を超える現役保育士。
 


同行者:全国小規模保育協議会 正会員
NPO法人おれんじハウス 中陳さまより

「将来保育園を運営したいてぃ先生が、先輩経営者である駒崎さんに話しを聞くという対談でしたが、私自身も目指したい保育園の形を振り返る良い機会になりました。
やりがいをもって働く環境を作ることに心を砕く、意識して人材を育てる、360度評価などは取り組んでますが参考になることもかなりありました。
また、指示命令しない保育園を作るということで大変面白そうな取り組みをされていますが、どういう形になるのか楽しみです」

【報告】小規模保育園「AZONOにこにこ駅」訪問(地域の子育て家庭と伴走する場所〜多機能型保育モデル事業にもチャレンジ)

2017年8月16日

7月18日、高知市薊野にある小規模保育園「Azonoにこにこ駅」さんを訪問しました。


喫茶店だった場所を改装した園は、住宅地の中にある2階建てのおしゃれな建物。元のつくりを活かしながら子どもたちの過ごしにあった細やかな配慮がされています。

AZONOにこにこ駅小規模保育園


園長の田渕さん、以前は200人規模の保育園で長年勤めていた方ですが、定年退職を機に、これまで大型保育園ではできなかった小さくて家庭的な保育所をつくり、ひとりひとりの子どもや保護者によりそい育む保育がしたい、そして世代を超えた交流ができる保育園にしたい、と一念発起。


2015年に子ども子育て支援新制度がスタートし、小規模保育制度というのが始まったことを知り「これだ!」と思い、何か小規模保育制度に関する情報が無いかと情報を検索する中で全国小規模保育協議会のホームページを発見。協議会の相談窓口の門をたたいてこられたのです。協議会の相談に申し込まれて、ピッピ・親子サポートネットが運営している大場町みんなのいえ・大場りとるピッピ(定員6人の小規模保育事業、介護保険事業のデイサービスと併設)を見学に来られて、高齢者と子どもたちの交流の様子を見学、前に進む思いが高まったとのうれしいコメント。

園長の田渕さんと友澤理事


高知市の条件をクリアするために、まずは認可外保育室の運営から始めたものの、なかなか定員には程遠い利用の中で、一時保育又子育てに孤立する方の応援もしながら頑張っていたところ、こんな田渕さんの活動を地元の高知新聞がキャッチして記事に掲載(2016年6月)。これが、何と高知県の「多機能保育」のモデル事業に取り組むきっかけにつながりました。


2017年4月からは小規模保育事業として高知市の認可を受け、また地域の子育て支援・高齢者との交流などを目的とした高知県「多機能型保育」支援事業の取り組みも始まっています。既に近くの高齢福祉施設との交流も始まり、また園舎の前にはコンテナを改造したサロンスペースも用意されています。保育園の2階には親子で来てくつろげるゆったりしたスペースもあり、今後、ますます地域に必要とされる存在になっていくことが期待されます。Azonoにこにこ駅を見学して、ますます「小規模保育」には多様性、可能性がいっぱい!と実感し元気が出た訪問でした。

友澤ゆみ子

【掲載情報】日経新聞 中室牧子准教授 保育の質に関する研究に言及 

2017年6月27日

記事掲載に関連するご案内です。
2017/5/26付日本経済新聞 朝刊に次のコラムが掲載されました。

『教育予算を考える(上)「「質」の確保へ国家戦略を 無償化 人件費偏重避けよ」』
中室牧子・慶応義塾大学准教授

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16837690V20C17A5KE8000/
※ 日経の会員(無料含む)登録すると記事全文が閲覧できます。

中室牧子准教授

このコラムでは、中室牧子准教授が、協議会の会員が協力した慶應義塾大学の藤澤啓子・中室牧子両准教授の研究調査プロジェクトの調査結果の一部について、次のように触れています。

「筆者が最近、慶應義塾大学の藤澤啓子准教授と行った研究では、保育の「質」は保育園に通う子どもの健康や発育状況と強く関係していることが明らかになっている。」

この調査の一部公表を紹介した過去の「お知らせ」は、こちらです。

【報告】協議会の会員も協力!調査結果一部公表「保育の「質」は子どもの発達に影響するのか」
http://syokibohoiku.or.jp/2017/02/02/2608/

中室先生調査結果RIETI_w700


待機児童解決だけではなく、保育の質の面でも高い意義のある小規模保育にどうぞご期待ください。