小規模保育事業者向け相談会第二弾、盛況に開催!
2014年6月24日
みなさま、こんにちは!
来年度より新制度でスタートする小規模保育。
運営中の保育園を移行したい方、あるいは他業種から新規に起業したい方等、お問い合わせいただくことが多くなってきました。
そうした中、先月に引き続き、先週土曜日にも事業運営相談会を急遽開催することに。おかげ様で多くの方にお越しいただき、質疑応答も活発な会となりました。
前半の理事長駒崎のセミナーでは、制度上での「小規模保育」の位置付けや内閣府資料にある補助金表の見方など、細かい部分の説明をしました。
駒崎講演中
また、質疑応答で出た質問を一部ご紹介します。
・いったんB型やC型で運営開始してその後A型へ変更はできるのか? (答え:yes)
・連携園の打診をしても断られてしまうのだが? (答え:自治体に調整の義務あり)
後半では3つのグループに分かれ、一つのグループに弊会理事が一人入り、より具体的な内容の相談を行いました。
理事友澤のグループ相談の様子
お越し頂いた参加者の皆さまからは、「分かり易い説明で新制度がよく分かった」「小規模保育に移行する気持ちが固まった」といったコメントを頂きました。
さて、今後の事業立ち上げ・運営相談会ですが、引き続き開催していく予定でいます。また、地方にお住まいの会員さんも参加できるよう、WEBを使った双方向コミュニケーションによる相談会も企画中です。
インターネットやITにさほど詳しくない方でも参加できるようにしたく、工夫するつもりでおりますので遠隔にお住まいの会員のみなさま、楽しみに待ち下さい。
詳細決まりましたらこちらのHPにてお知らせいたします。
締め切り間近!小規模保育の事業相談会、好評につき今月21日に再び開催!(ただし志ある方のみ)
2014年6月17日
みなさま、こんにちは!
来年4月より小規模認可保育所として法制化される小規模保育施設。
スタートまで一年を切り、制度変更の細かい点について質問や問い合わせが事務局へ多く寄せられています。
そうした中、先日31日に開催しました
「小規模保育事業に関する立ち上げ・運営相談会」が大好評だったため、
さっそく今月も開催することになりました。
【対象】
・保育施設を運営中で移行を考えている事業者の方
・個人の方で、素晴らしい小規模保育施設を立ち上げ、運営したいとお考えの志のある個人、NPO等団体、会社の方
【対象でない方】
・「保育ビジネス」がビジネスチャンスだと思い、参入する企業や個人の方。長期的には少子化なので、営利志向だけでの参入はお勧めしません
・保育は子どもの命を預かる仕事ということを、きちんと認識していない方。
・現場経験をするつもりが無い方。子どもに触れずして、保育所経営はできません。
【日時・場所】
・6月21日(土)17時半ー19時
・場所:東京都千代田区飯田橋3-3-7 秋穂セントラルビル2階 NPO法人フローレンス内
・参加費:5000円(弊会正会員のみ無料となります)
【お申込み】
参加ご希望の方は下記申込フォームへアクセス、ご入力下さい。
※ このイベントは終了いたしました。
【前回5月31日の相談会で出た質問(一部)】
1)連携保育施設へ行きたくない場合、選択肢はあるのか?
2)給食の自園調理が義務となるが、調理室設置しないといけないのか?
3)施設長加算額は子どもの人数で変わってくるのか?
答え)
1)yes 但し、保育認定のため再度手続きが必要
2)必ずしもYesでない。国の基準では「調理設備(=キッチン)」が必要。
但し自治体の条例で規定が追加される場合がある
3)yes 施設長加算は子ども一人あたりの金額
上記はほんの一部、他にも様々な質問投げられ、活況な質疑応答の時間となりました。
≪5月31日小規模保育事業立ちあげ・運営相談会の様子≫
一人ひとりの子どもの個性を大事にした丁寧な保育をしたいという志を持った方、子育てと仕事の両立に汗する親達の力になりたいという志を持った方々、お待ちしております!
会員増加に伴い会員制度を変更しました
2014年6月10日
みなさま、こんにちは。
いつも私どもへ様々なご要望やご質問をお寄せ下さりありがとうございます。
新制度スタートを来年に控え、弊会へのお問い合わせも徐々に増えてきています。
それに伴い、会員制度を設立当初のままでは齟齬(そご)が生じるようになってきました。
そこで、動きある業界の実情に会員制度を合わせ、また、会員の皆さまのニーズにより細かく応えられるよう会員種別や会費制度を刷新することにしました。
つきましては5月31日の総会にて議決された制度内容について、下記変更前と変更後をお知らせします。
●会員種別について
【旧/種別(2014年5月31日まで)】
(1)正会員 小規模保育施設を運営し且つ弊会の目的に賛同し入会した個人及び団体
(2)賛助会員 この法人の目的に賛同し賛助するために入会した個人及び団体
⇓
【新/種別(2014年6月1日より)】
(1)正会員 小規模保育施設を含む保育施設・事業を運営し、かつ弊会の目的に賛同する団体
(2)準会員 正会員として入会する意思を明確にし準備段階にある会員
(2)賛助会員 この法人の目的に賛同し賛助するために入会した個人及び団体
●年会費について
【旧/年会費(2013年度会費分まで)】
① 正会員 団体・個人 1口 30,000円 (1口以上)
② 賛助会員 団体・個人 1口 5,000円 (1口以上)
⇓
【新/年会費(2014年度会費分より)】
① 正会員 団体・個人 1口 30,000円 (1口以上)
② 準会員 団体・個人 1口 10,000円 (1口以上)
③ 賛助会員 団体・個人 1口 5,000円 (1口以上)
※①の正会員は施設運営数によって口数が変わります。
<正会員・準会員・賛助会員どれを選べばいい?>
すでに小規模保育園を運営されている個人・法人様 →「正会員」
これから開園しようと考えている個人、団体様→「準会員」
保育施設の運営には直接携わっていないが、弊会の活動を支援・応援したい方・法人様 →「賛助会員」
小規模保育事業をとりまく状況の早い変化に対応すべく、協議会では会員の皆さまが必要とする情報をどんどん発信していきます。
皆さまからもお声をどんどんお寄せ下さい!
新制度開始に向けて一緒に活動していきましょう。よろしくお願いいたします。
5/10(土)朝日新聞に小規模保育の記事が掲載されました
2014年5月15日
6~19人の0~2歳児を保育する小規模保育事業は、来春の子ども・子育て支援新制度によって市区町村の認可事業となります。 0~2歳児が8割を占める待機児童の解消が狙いですが、質の確保に向けて理事長駒崎のコメントが掲載されました。 また、小規模保育の特長について理事伊藤のコメントも紹介されました。 <以下本文一部抜粋>
●駒崎のコメント「保育の経験が豊富でも無資格の人もいる。質を論じる際に保育士比率は一つの指標だが、保育者の人数や経験年数を情報公開することも重要」
●伊藤のコメント 「様々な困難を抱える親子もおり、子どもが幼い時ほど細やかな保育が必要。地域の子育て支援の拠点になる」
【申込受付中】小規模保育事業の運営相談会、今月31日に開催!
2014年5月13日
皆さま、こんにちは!
今月31日(土)、「小規模保育事業の立ち上げ支援 説明・相談会」を開催します。
この「相談会」では小規模保育事業を新たに始めたいという方、
開園を目指しているが相談先がなく困っている方、
すでに開園しているが小規模保育の運営について色々相談したいという団体の方
などなど、多くの方のご来場お待ちしております。
■日 時 : 2014年5月31日(土) 午後1時30分~ (午後1時15分 受付開始、)
■場 所 : TKP横浜駅西口カンファレンスセンター・カンファレンスルーム1
(神奈川区鶴屋町2-24-1 横浜谷川ビルディングアネックスB2F)
■対 象 : 小規模保育事業の開設を検討している方、
保育事業を行っている方で小規模保育へ移行したい方
■講 師 : 全国小規模保育協議会 理事長駒崎ほか
■参加費 : 5,000円 /お一人
※弊会正会員のみ無料となります。恐れ入りますがご了承下さい。
【申込みフォーム】
※このイベントは終了しました。
締切日:5月23日まで
ご質問、ご不明な点がおありの方、お気軽にお問合せください。
問合せ先 : 全国小規模保育協議会
※この日の午前中は定期総会(会員限定)を開催し、その続きで相談会が開かれる流れとなります。
※会員の方へ※
「定期総会」の参加・不参加のお返事は下記フォームよりお願いいたします。
(すでに会員メーリングリストでもお知らせしております)
※このイベントは終了しました。
小規模保育、子ども子育て会議で予算満額通過決定!
2014年3月14日
去る12日に第16回子ども子育て会議基準検討部会が開催、弊会からは理事長駒崎が委員として参加して参りました。
そこで、当初一兆一千億円の予定が7000億円に制約された財源下でそれぞれの保育事業の予算割り振りが公表されました。
我らが小規模保育は、他の多くの事業が削減、先送りされる中、満額通過しましたことをご報告いたします。(資料一部抜粋:小規模保育部分)
これは、私たちに対する政府・社会の期待が反映されたものであり、今後しっかりと良い保育をするよう頑張っていかねばならないものだと思いますが、ひとまずは大きな一歩と言えるでしょう。
今後、全国小規模保育協議会として
・不足分4000億円の確保要求
・病児保育の体調不良児対応型(看護師を加配できる)を小規模保育も受けられるように要求
・障害児保育加算を、障害の度合いによってマンツーマンを可能にさせる。もしくは、現状障害児2人:保育者1人を、障害児1人:保育者0.5人に変更させ、より加算がつきやすいようにする
・保育士試験の複数回化・通年化
等に関して、交渉を重ねていきたいと思います。
これからも弊会の活動を応援して下さいますよう、お願い申し上げます。
どうなる小規模保育?!子ども子育て会議の報告会、盛況に開催!
2014年2月24日
みなさま、こんにちは。理事の友澤です。
今回は「どうなる小規模保育~ここでしか聞けない子ども子育て会議のウラ・オモテ」と題して、国の子ども子育て会議に弊会より委員として出席 している理事長駒崎から、基調報告を行いました。また、新制度の本格実施に先駆けて、「待機児解消加速化プラン」が実施されようとしている事例 の報告(神奈川県、横浜市)も弊会理事等よりお話させて頂きました。
会場には、会員、非会員を問わず多くの方が、また福岡や神戸といった遠方からも参加があり、基調報告の後は活発な質問が相次ぎました。
保育士不足が深刻となっている今、小規模保育(B型)では資格者が2分の1以上とされ、一定の研修のもと資格者以外のスタッフの活用ができること、障がいのあるお子さんの預かりのためのスタッフ加配が制度化されること、また多様なニーズに応えられるよう一時預かりも併設が可能となるなど、これまでの弊会による政策提言が結果につながってきたことを参加者の皆さまへ共有しました。
国の喫緊の課題となっている「待機児問題」に小規模保育の拡大は欠かせません。また、「子ども自身の最大の利益」を保障するためにも、地域の身近な場所で一人一人の育ちを大切にする「小規模保育」は、今後ますます大切な役割を果たすこととなります。
後半は、参加者の交流・情報交換を目的とした懇親会。
様々な地域で熱い思いを持って事業を実践されている方々、また、これから小規模保育の起業を志す方など立場は様々ですが、活発な交流・情報交換に熱気の溢れる会となりました。
弊会では今後もタイムリーなテーマ、内容で研修会やセミナーを企画していきます。
また、併せて現場の声を政策に反映するための政策提言を仕掛けていきます。
これまで同様、みなさまからの温かい応援、ご支援をお待ちしております!!
≪会員募集中!!≫
弊会では会員を随時受け付けています。
新制度発足に際して会員同士で情報交換しあい各地で健闘している小規模保育園事業者の横のつながりを強固にしていきませんか。
会員同士が学び合い、より質の高い小規模保育園を目指し一緒に活動していきたいと思う方、ぜひご参加下さい!
◯正会員・・・小規模保育事業を運営している団体様
◯賛助会員・・・上記以外、小規模保育事業を目指す個人、団体様、弊会の活動をご支援したい団体、個人様
※それぞれ会費と特典内容が違います。
お問い合わせは事務局まで。
小規模保育導入の機運高まる!議員・行政関係者向け勉強会、盛況に開催!
2013年11月7日
【執筆者:事務局 小林】
皆さま、こんにちは!
国の「子ども・子育て会議」でも取り上げられ、注目が高まっている「小規模保育」。
このたび、この「小規模保育」導入に関する行政関係者、議員向けの勉強会を開催しました。
事前の問い合わせも多く、当日も会場の収容ギリギリの人が詰めかけ、
関心の高さが伺えました。
プログラム第一弾は内閣府の長田参事官によるプレゼン。
「子ども・子育て支援新制度における小規模保育事業について」というテーマでお話しいただきました。
多様な形態から小規模保育への移行に関して多くの行政関係、議員の方が疑問を抱いています。
そうした中、長田参事官が移行に際しての可能性、A、B、C型の類型について説明するなど、
移行プロセスの詳細が示されました。
内閣府の方に疑問を投げかけ、回答を直接得られる機会はそうそうあるものではありません。
質疑応答の時間では小規模保育所を起業したい方や区議会議員の方など、多くの方が積極的に手を上げていました。
質問の一つとしてあがった連携保育所についても自治体の仲介義務について回答いただきました。
また、参事官による保育のカテゴリー分けの説明ではホワイトボードの図説と共に参加者の理解がより深まったようでした。
続いて、弊会理事 友澤のプレゼンでは、志ある運営をしている小規模保育園の実例を写真と共に紹介。
障がいあるお子さんの入園では親御さんの受容でもそのプロセスに共に寄り添い、時間をかけて対応したという
ケースなど、小規模保育ならではの事例をいくつか取り上げました。
その後のワークショップでは各テーブル5-7人程度が1グループとしてそれぞれ分かれ、
「小規模保育導入に向けてのこれから」を各自が考え、まとめる作業を開始。
地元の課題や注力ポイントをあぶり出す作業に参加者は活発に議論、意見交換していました。
同時に弊会理事や長田参事官が場内を巡回、参加者からの質問に直接回答するという形式をとり、
課題がより明確に、そしてディスカッション内容がより深まるように工夫を凝らしました。
全国小規模保育協議会、晴れてNPO法人に!
2013年10月26日
皆さま、こんにちは! 20名未満の子どもを対象とする新しい形態の小規模保育。少人数ゆえ手厚くきめ細やかな保育を行うことで評価も高く、都市部では待機児童問題解消の切り札としても注目されています。 「全国小規模保育協議会」はこのような小さな保育所の運営団体の全国的なネットワークを組織し、連携するため昨年8月に活動を開始。小規模保育の充実をめざし会員の相互交流や研修会、シンポジウムなど、お互いが学び合える場を積極的に作ってきましたが、このたび、10月7日に晴れてNPO法人格を取得しました! 小規模保育施設は2015年度より「小規模認可保育所」として法的に位置づけられることになっており、これからますます多くの開園が予想されています。NPO認証は無事取得しましたが、団体としての活動はこれからが本番。
今後は保育の質の担保のため研修やセミナーの開催、会員相互のネットワークの構築など選択に値する小規模保育としていくため、より一層活動の幅を広げていきます。 また、現在手本がほとんどないと言われる小規模保育ですが、後に続く担い手を増やすことで待機児童問題解消にもつなげていきます。 これまで以上に皆さまの温かい見守りとご支援、どうぞよろしくお願いします!