【開催報告】10/30(金)「小規模保育の防災」オンライン勉強会
10月30日(金)に「小規模保育の防災」オンライン勉強会を開催いたしました。
今回の勉強会は、一般社団法人 保育の寺子屋の藤實智子さんのご協力で実現しました。
藤貫さんは、東京消防庁で消防官として勤務後、複数の保育現場を経験し、今年の4月から横浜市に小規模保育所を開設された方で、消防官として勤務されていた経験から、今回は沢山のお話を聞かせて頂くことができました。
参加者の皆様には「消防訓練で困っていること」を事前にアンケートでご回答頂き、そこから勉強会が進んでいきました。
備蓄のお話では、園の予算の関係上揃えることが難しいという話をよく耳にするということから、保護者の方にご自身のお子さん分の非常食を用意して頂く。また、お預かりした非常時のお菓子等を賞味期限が過ぎる前に防災訓練などで返すことで保護者の防災意識が高まる。というような「なるほど。」と思うアイデアを教えて頂きました。
また、今回参加して下さった方の中には、熊本での大地震や東日本大震災を経験された方がいらっしゃったため、実際に保育園を運営していく上で困ったことや、どんな援助が必要と感じたか等のお話を聞かせて頂くことができ、これらのお話と絡めながら勉強会が進んでいきました。
参加してくださった会員の皆様からは、「学区の関係で、避難場所が少し離れている点に難しさを感じている」「備蓄の関係なのか、東日本のとき学区外だから追い出されたというケースもある」「地域に相談したら変更可能との返答をもらった」などのご意見を頂き、藤貫さんより最悪避難所に受けて入れてもらえなかった時にどうするかを考えておくのも必要。園に留まることにより、リスクが少ないこともある。等のアドバイスを頂きました。
その他、「マンネリ化をなくす訓練計画の作成方法」を具体的にお話頂くなど、盛り沢山な内容のあっという間の一時間の勉強会となりました。
今回の勉強会にご参加頂けなかった会員の皆様にも、園の防災に是非役立てて頂きたいと思い、録画した動画を公開させて頂きます。会員向けの限定公開となりますので、会員メーリングリストにて詳細をお知らせいたします。是非ご視聴下さい。
今後も、「こういう研修できます! してみたい!」など、会員の皆様の得意分野を生かした ご提案ご意見を随時募集しておりますのでお知らせください。
ご参加いただいた会員の皆様ありがとうございました。
事務局 笹野
【開催報告】「自治体ロビイング〜入門編〜」
8月31日 NPO法人フローレンス 赤ちゃん縁組事業部 市倉加寿代さんに「ロビイング~入門編~」の研修をしていただきました。
13時~の開催ということで15名ほどの方がご参加下さいました。

研修をしていただいた市倉さん自身も、半年前まではロビイングの経験がなかったそうですが、今回は実際ご自身で行った活動をお話していただきながら、どのようにロビイング活動を行ったかというお話をしていただきました。
市倉さんがロビイングを始めたのは、双子を産んだご友人が、育児の大変さから日々追い詰められていくのをみて何とか助けたい。と思ったことがきっかけだそうです。
そこで、自治体で子育てに関わる委員会に属している議員さんを探してアポをとることから始め、様々な課題について整理し、事前に伝えたいことを議員さんに送ったうえで実際に会いに行き実情を伝えたそうです。その後もSMS等を利用して議員さんとまめに連絡を取ることで良い関係ができて、そこから都議会へとつながり、現在もロビイングや取材勉強会などの活動を続けていらっしゃるということでした。
このようにロビイングを行ってきた市倉さんですが、ロビイング入門編のポイントとして
・アジェンダをどこにもっていくか?
・どのタイミング(時期)に行うことがベストか。
・どういう議員さんにアプローチするか。
・議員さんとの面会時のポイント
以上について実例をあげながらお話を聞かせて頂くことが出来ました。
会員さんから
「ロビイング活動を考えたことがなかったので、新鮮な気持ちで聞いていました。自分が今からどんなことが出来るだろうと、考えていきたいと思いました。」
「すでに議員さんと良い関係性ができているので、このような関係性を作っていくことはよいことだと思う、ネットをつかってのやり取りは今後の取り組みとして良いと思ったので挑戦していきたい」
などの感想を頂きました。
次回のロビイング研修では要望書の書き方、出し方など行う予定です。
今回研修に参加できなかった会員の皆様向けに、研修を録画した動画の公開をさせて頂きます。会員向け限定公開となりますので、詳細は会員メーリスにてお知らせします。
今後の研修についてですが、会員の皆様の得意分野があれば、
「こういう研修します、してみたい!」
「オンラインでこんな研修をしてみたい!」などお知らせください。
今回の研修を録画した動画の公開を行っております。リンク先は01626の会員メーリスでお知らせしております。
10月31日までの限定公開となりますので、ぜひご覧ください。
【参加受付中】8/31(月)「自治体ロビイング〜入門編〜」
会員のみなさま
こんにちは、全国小規模保育協議会 事務局です。
先月、会員様あてに、これからの研修会や勉強会についてお知らせしたところです。
「こんな研修してみたい」「こんなことできます」など、支部連絡会や会員様からの企画や講師も募集していきたい!
ということで。。。。
8/31(月)、オンラインで勉強会を開催することになりました。
まずは第一弾。認定NPO法人フローレンスさんから企画をいただきました。
<勉強会概要>
○日にち:8月31日(月)
○時間:
12:40 受付開始
12:50 参加者全員入室・注意事項説明
13:00 勉強会スタート
質疑応答
15:00 終了予定
○テーマ:「自治体ロビイング〜入門編〜」
○講 師:講 師:市倉加寿代さん(認定NPO法人フローレンス 赤ちゃん縁組事業部)
市倉さんは、昨年秋、「多胎児家庭の育児の困りごとに関するアンケート」を実施されました。1500件を超える当事者からの声が集まったことを受け、区・都・国へ支援策を提言。また、提言活動と並行して行った基礎自治体への制度導入ロビイングや広報など、一連のアクションについて伺います。今回のロビイング勉強会は入門編として、最初の一歩から皆さんと勉強していければと思っています。
<参加方法>先着100人・無料
*申し込み締め切り 8月28日(金) 12:00まで
*PC1台で複数人視聴していただいても問題ありません。
*1つのアドレスごとにフォームから申し込みしてください。
*申し込みはこちら↓申し込みフォーム
*参加された方は研修終了後にアンケート↓の送信をお願いします
<参加URL・注意事項>
*当日のzoom参加U R Lは後日、送信致します。
*当日、zoomへの入室時は、必ず音声をミュートにしてください
*環境の都合により、お顔が見えづらい、音声が聞き取りづらいことがあることをご了承ください。
*当日、zoom操作についてのお問い合わせがありましたら、協議会事務局の電話で個別に対応いたします。
電話:03-6478-8501
皆様どうぞふるってご参加下さい。
【開催報告】「感染症状況下におけるこころのサポート 〜子どものための心理的応急処置〜 子どもの親、養育者、支援者に向けて」

6/26、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、DPAT、DMATでご活躍の講師の方々のご協力を得て講演していただきました。
午睡時間と重なる12:30〜の開催でしたが、40アカウントからのアクセス。一台のPCで複数のスタッフが受講される保育園もありましたので、およそ60人の参加となりました。沖縄、四国、関西、関東といろんな場所から参加していただき、オンライン研修ならでは!でした。
災害時や感染症状況下において、子どもたちにどんな行動がみられるのか、そして、親や保育従事者、支援者はどう寄り添えるのかについて、専門的な立場からお話をしていただきました。
〜子どもが危機的状況下でいつもと違う行動をすることがあるが、それはよく見られることで特別なことではない。そして、こころの応急処置は、専門家にしかできないものではない〜
〜傾聴すること。。。 相手の話に集中して、繰り返し、共感、要約〜
〜保育所、支援者で全ての課題を解決することはできないので、やれることの限界を知る。小さなことでも役にたてたことを確認する〜
また、大人自身も自分の心に向き合うことの大切さを伝えてくださったのですが、この数ヶ月間、迷いながら保育をしてきた現場スタッフには身にしみるお話でした。。。
参加した会員さんから
「具体的で、現場に即した基礎知識がわかった」
「コロナ禍だけでなく、通常子どもと接する中で必要なことだと感じた」
など、感想をいただきました。
この研修プログラムを立ち上げられたセーブ・ザ・チルドレンでは、この取り組みが広く普及していければと考えられています。
https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/
そこで今回、研修に参加できなかった会員に向けて、研修を録画した動画の公開を許可していただきました。会員向けの限定公開となりますので、会員メーリスにて詳細をお知らせします。
さて、今後の研修について。
「こんな研修してみたい」
「オンラインでなら開催できそう」
など、支部連絡会や会員さんからの企画も募集していきたい!と考えています。
みなさんでアイデアを出し合って、保育のこと、盛り上げていきましょう。
事務局 河野
【開催報告】関西連絡会「新型コロナウイルス等における園としての保護者対応」「小規模保育園における対保護者、対職員のリスクコミュニケーション」についての勉強会開催致しました!
事務局の大山です。
2020年4月25日(土)に関西連絡会で開催されました、掛札逸美先生による
「新型コロナウイルス等における園としての保護者対応」
「小規模保育園における対保護者、対職員のリスクコミュニケーショ ン」についての勉強会についてご報告させて頂きます。
今回の勉強会は新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、zoomというアプリを使用したオンライン開催と致しました。
予想をはるかに上回る100名以上の方々がご参加下さり、皆様の関心の高さを実感致しました。
*保育園で1番命が奪われる可能性が高いのは誤嚥窒息
・目の前で見ていても窒息する
・1歳児が一番怖い
・そしゃくが上手くできないが、食事が固形物になるため
・0歳・1歳 突然泣き出して、急に息を吸い込む
・気道内除去しても取り出せないことが多い
・顔が血の気がなくなったら救急車をすぐ呼ぶ
・アナフィラキシーか窒息かの判断は救急車を呼んだ後にする
*コロナの「価値」と「リスク」の天秤
「価値」 と 「リスク」は変化する
• 20年前、10年前、5年前の、価値とリスクのバランスのまま で考えていたら、今の保育運営はできない
• 保護者が変わり、保育をとりまく状況が変わり、子どもが変 わり、地球環境も変わり…。価値とリスクのバランスは、昨 年とすら異なる
• 20年前以前、園が「よかれ」と思ってしたことで子どもに重 大な結果が起きても…? 今は?(裁判、書類送検、検証等)
• 変化は嘆くべきこと? いいえ、園の価値とリスクを明確に 保護者に伝え、できないことは「できない」と言い、「どうしま すか?」と保護者に問える時代になっただけ。一人よがりな 「よかれ」は通用しないのだから、する必要もない
・「価値」と「リスク」の天秤は?
・園が負うべき責任範囲は?
・開園は園の責任か? ・保護者が負うべき責任範囲は?
・社会(国、自治体)が負うべき責任範囲は?
…これらの線引きをもとに、自園の次の行動、保護者とのかかわりをつくることができる
自治体により対応が違うため答えは出せない。
保育園 特別措置法では学校と並んで閉めることを勧められる施設だが、
ただ必須な職業(Essential Worker)のお子さんを預からないといけない。
保育士も必須な職業だから、コロナで命を懸けないといけなくなった。
保育士も必須な職業だから、看護師と同じで、危険手当を要求しないと辞めてしまう。
今は緊張しているが、GW明けに辞める可能性ある。
保育士が感染して絶対に謝ってはいけない。
保育士の責任ではない。
連休明け感染リスクが高い。
都市部から地方へ帰省した後の都心部、感染者増える。
保護者に「連休明けは感染リスク高くなるのでよく考えて預けて下さい」と伝える。
今はケガしても簡単に受診できない。だからと言って保育園でケガを0にはできない。
保護者にリスクを考えてもらう。
など掛札先生から日常の保育におけるリスクやコロナウィルスに関する保護者対応など沢山学ぶことができました。
たくさんの質問にも熱い想いで答えて下さり、参加者の皆様の安心につながったと感じております。
今後もこのような勉強会を開催して参ります。
ご参加下さった皆様ありがとうございました!
【4月25日(土)開催!】関西連絡会「新型コロナウイルス等における園としての保護者対応」「小規模保育園における対保護者、対職員のリスクコミュニケーション」
関西連絡会から勉強会のお知らせです。
リスクマネジメントの分野でご活躍の掛札逸美先生をお招きして、
「新型コロナウイルス等における園としての保護者対応」
「小規模保育園における対保護者、対職員のリスクコミュニケーショ ン」
についてお話して頂きます。
当日はオンライン研修(生配信、録画なし)となっておりますので
皆様どうぞふるってご参加下さい。
〈開催概要〉
研修日時 :令和2年4月25日(土)13時から15時
研修会場: キャリアステーション 渋谷パインビル7階
東京都渋谷区渋谷3−11−2 渋谷本校
研修テーマ 「新型コロナウイルス等における園としての保護者対応」
「小規模保育園における対保護者、対職員のリスクコミュニケーション」
※オンライン研修(生配信、録画なし)と致します。
受講者 :全国小規模保育協議会会員、準会員、賛助会員
地域型保育事業所・企業主導型保育園に従事する園長及び職員
参加費:無料
※事前申し込みは必要ありません。
事前にzoomのダウンロードをお願い致します。
パソコン
スマホ
iPhoneの方はこちらをタップ:https://itunes.apple.com/us/app/id546505307
Androidの方はこちらをタップ:https://play.google.com/store/apps/details?id=us.zoom.videomeetings
〈講師プロフィール〉
掛札逸美氏
心理学博士(社会/健康心理学)。専門は安全と傷害予防の心理学、コミュニケーションの心理学。行動変容学(意識だけではなく、人間の行動を変えていくことをゴールとする分野)。
2008年6月から2013年3月まで、(独)産業技術総合研究所デジタルヒューマン工学研究センター傷害予防工学研究チームにて特別研究員として勤務。
2013年4月、特定非営利活動法人(NPО法人)NPO法人 保育の安全研究・教育センター設立。
日本保育園保健協議会専門委員(心理)
所属学会は、日本保育学会、日本小児保健協会、日本子ども学会、日本健康心理学会。
「平成27年度 教育・保育施設等の事故防止のためのガイドライン等に関する調査研究事業検討委員会」委員
「千葉県社会福祉審議会児童福祉専門分科会施設部会 保育に係る重大事故検証委員会」委員長(2016年12月26日~2017年8月31日。)
▼お問い合わせはこちら
ooyama.suno★ssmother.com
担当:大山宛
※★を@にしてお送りください。
【開催報告】関西連絡会 勉強会「0~2歳児の発達と手遊び・体遊び講座」
2019年12月13日
東海連絡会 大山です。2019年12月7日(土)に開催された、関西連絡会勉強会「0~2歳児の発達と手遊び・体遊び講座」についてご報告させて頂きます。

講師の居森梨枝子先生は、保育士・幼稚園教諭・調理師・臨床発達心理士の資格を持ち、保健センターでの健診や療育相談、両親学級の実施、園の巡回指導等を行っています。電話での育児相談にも10年ほど携わっており、お母さん達の子育ての不安など生の声を聞かせて下さいました。
0歳児~2歳児の発達をしっかり理解することで保育の質があがる事例として、「グー・チョキ・パー」の手遊びを例にとり、0~1歳児にとってはチョキは難しいので「グー・パー」で手遊びすることなど沢山の事例紹介も。子供の段階に合わせていくことの大切さを学ぶことができました。
最後に居森先生から、「小規模保育は子供達にとってもすべての先生の顔がわかる良さがあり、保育士は子供一人一人としっかりかかわれる良さがあるので、子供達をいっぱいかわいがって、たくさんスキンシップをとってあげて下さい」とメッセージがありました。

参加者からの質問にも丁寧に答えて下さり、参加者一人一人の気づきにつながる勉強会になりました。参加者の皆様、ありがとうございました。
【開催報告】東海連絡会講演会「保護者から見た小規模保育って?」
2019年12月9日
東海連絡会 大山です。2019年11月10日(日)に開催された、東海連絡会の講演会についてご報告させて頂きます。
みらい子育て全国ネットワーク(miraco)副代表の井上竜太氏をお迎えして「保護者から見た小規模保育って?」という題材でお話をして頂きました。

miracoさんの始まりは、2017年1月。40年解決してこなかった待機児童問題を私たちの世代で解決したい。そんな思いで子育て中のパパ・ママが集い「希望するみんなが保育園に入れる社会をめざす会」を立ち上げました。
子育て当事者と集い、話し、発信し、政策決定者である国会議員や行政との直接対話を重ねる中で
・子育てしやすい社会・文化をつくりたい。
・私たち一人一人が生き方を自由に選択し、尊重される社会をめざしたい。
このような考えに至り、「みらい子育て全国ネットワーク(miraco)」へ生まれ変わり様々な活動をしていらっしゃいます。お話して頂いた井上氏にも3人のお子さんがいらっしゃり、お子さんの保活に苦労された経験をお持ちでした。
miracoさんが集計された「お子さんが通う保育園に対する思い」に関するアンケートについて興味深く伺いました。コメント内容の内訳で見ると、ポジティブな意見では「保育者(への感謝)」が9割近くに上り、ネガティブな意見では、「保育者(離職の多さ、業務負荷、経験・スキル不足)」が5割を占め、その他、 運営母体、自治体の対応への不満が寄せられたのだとか。
保育者へのアンケートでは、保育の仕事の重要性を踏まえ、処遇改善を図り、保育の質を上げ られる状況にしてほしい、という悲痛な訴えが寄せられたとのことです。「愚痴っていても何も変わらない、発信していくことが大切」というお話に、参加者の皆さんも共感していらっしゃいました。
講演会の後はグループワークを行いました。

それぞれの園のお困りごとを付箋に書き出し、意見交換を行いました。
総括は井上氏に行って頂きました。各園の課題を認識し様々な意見を伺うことで新たな視点を得られる貴重な時間になりました。
懇親会は名古屋名物ひつまぶしのお店へ!

リラックスした雰囲気の中で、悩みごとやお困りごとなどを話し合える有意義な場となりました。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました。
【開催報告】保育者向けキャリアアップ研修(保健衛生・安全対策)を実施しました。
2019年11月20日
全国小規模保育協議会は、昨年度より「東京都保育士等キャリアアップ研修」の事業者として、さまざまな分野の研修を実施しています。
2019年7・8月、及び9月に、「保健衛生・安全対策」の研修を開講いたしました。

全日程、株式会社保育安全のかたち 遠藤登先生にご登壇いただき、保育におけるリスクマネジメントや保健衛生についての座学の他、救急救命の実技も実施。計15時間の濃密な研修となりました。
講師プロフィール
遠藤登(えんどうのぼる)
平成5年に保母資格(現 保育士)・教諭免許を取得。以後、幼稚園勤務、会社起業を経て保育所の園長職兼、子どもの傷病対応を専門とした救命処置法の普及活動をスタート。
保育中に心肺停止した園児を救えなかった経験から、保育を仕事にする対応義務者に子どもを守り保育を守る救命処置法とリスクマネジメントの研修や情報発信に努めるほか、防災士として保育防災の指導や、保育園看護師の勉強会などを行なっている。
著書に『「保育救命」~保育者のための安心安全ガイド~』(2016年7月1日発売、出版:株式会社メイト)。
研修日程
保健衛生・安全対策①:2019年7月28日(日)、8月12日(月)
保健衛生・安全対策②:2019年9月22日(日)、9月23日(月)
※①②とも、同一の内容です。
カリキュラム
1日目
1.救急処置及び救急蘇生法の習得
2.教育・保育士施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインの理解
3.安全な環境づくりと安全の確認方法
4.保健活動の記録と評価
5.保育所における感染症対策ガイドラインの理解
6.保育所における感染症の対策と登園時の対応
7.看護師等の他職種との協働
2日目
8. 災害への備えと危機管理
9.子どもの発育・発達の理解と保健計画の作成
10.個別的な配慮を必要とする子どもへの対応(慢性疾患等)
11.体調不良や傷害が発生した場合の対応
12.保育の場において血液を介して感染する病気を防止するためのガイドラインの理解
13.保育所における血液を介して感染する感染症の対策と対応
14.事故防止及び健康安全管理に関する組織的取り組み
心肺蘇生法の実技では、5人1組となり、幼児用・乳児用のマネキンを使用して行いました。
心肺蘇生は大きく胸骨圧迫、人工呼吸から成り立っており、それぞれに抑えなければならないポイントがあります。消防署などでも講習会が開催されていますが、この研修では、実際の保育現場を想定しているので、窒息事故にそなえてポケットマスク(感染防護具)をもちいた人工呼吸を練習し、より実践的な講習となりました。救急救命の技術は、一度学んで終わりではなく、継続的に練習を重ねることで、いざというときに、的確な処置が可能となります。

ほとんどの受講生が救命講習の受講経験があるとのことでしたが、何度もこういった研修を繰り返すことで、保育者としての専門性を高めていく必要があります。心肺蘇生法の他に、子どもが誤嚥した際の対応、エピペン投与、子どもの観察など、実際に身体を動かしてロールプレイングを行うことで、効果的に学ぶことができたのではないでしょうか。

また、講義全体を通して、グループワークが多く取り入れられており、受講生からは自分の勤務する園の現状や取り組みを紹介し合うことで、改めて自園の課題に気づき、今後のためのヒントが得られた、と大変好評な時間となりました。特に災害時の備えと危機管理については、受講者の関心が高い様子が伺えました。
参加者の感想より
・自分の園の改善点が見えました。
・園でどのような安全対策をしたら良いのか、具体的かつ他園の様子を聞くことができて良かった。
・このような研修は、保育職につく人は全て受けるべきだと思う。特に1年目のときに知りたかった。
・講義だけでなく、グループワークや実践での練習が、保育の現場でとても役に立つと思うので、受講して良かったです。
・事例を沢山ご紹介いただきながらの研修でしたので、専門性を身に付け、どのような状況にあっても対応できるスキルを身に付けなければならないと痛感し、身の引き締まる思いがしました。
全国小規模保育協議会のキャリアアップ研修は、保育現場を熟知した講師陣の元、少人数で、しっかりと学べる点に高い評価をいただいています。定員が少ないため、受講をご検討中の方はぜひお早めにお申し込みください。
キャリアアップ研修申込の詳細はこちら。
保護者支援・子育て支援(12月14日・1月12日)は満員となりました。