【報告】内閣府「子ども・子育て会議(第41回)」開催と随行者感想

2019年2月12日
1月28日に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第41回)」に、会議の委員である駒崎理事長が出席し、子ども・子育てに関する熱い意見を述べました。 この会議に随行したお二人の感想をご紹介いたします。 (会議の資料や意見書は、内閣府のホームページに掲載されています。)子ども・子育て会議等-子ども・子育て支援新制度-内閣府

子ども子育て会議随行者との写真(長谷川様、大野様)

     (左)長谷川様  (中央)大野様  (右)駒崎理事長  随行者:全国小規模保育協議会 正会員京都府 エールエイド株式会社 代表取締役 長谷川裕 様 今回はじめて全国小規模保育協議会 駒崎代表の随行者として子ども子育て会議に参加させていただきました。 大きなテーブルには様々な団体の代表の方が列席されていましたが、その中でも駒崎代表は、小規模保育のみならず、少子化を含めた保育の将来のこと、そして現場で起こっている課題や提案を鋭くなされていました。 国の子ども子育て会議で話されている内容が現場に降りてくるのには、非常に時間がかかります。しかし、私たちが目の前にいる子供達の事と同時に、大きな流れに目を向け考えることで、より良い保育環境を作っていける立場にあるのだ、という事を実感して帰って参りました。 これを機に、気持ちをあらたに日々の保育に取り組んで参りたいと存じます。貴重な機会をありがとうございました。  随行者:全国小規模保育協議会 準会員東京都 大野麻由実 様 この度は貴重な機会を頂きまして、誠にありがとうございました。初めて参加させて頂き、大変勉強になりました。 委員の皆様のご意見を聞くなかで、携わる現場の違いによる異なった視点の意見が、とても重要だと認識しました。駒崎理事長は特に鋭くご意見を出されており、現場を良くしたいと思う姿勢の強さに感銘を受けました。 この会議を通じて、現場の意見を挙げる機会の重要性を理解するとともに、国はこの貴重な意見を真摯に受け止め、スピード感を持った対応を頂きたいと感じました。

【報告】内閣府「子ども・子育て会議(第37回)」開催と随行者感想

018年10月16日

10月9日に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第37回)」に、会議の委員である駒崎理事長が出席し、子ども・子育てに関する熱い意見を述べました。

この会議に随行したお二人の感想をご紹介いたします。

(会議の資料や意見書は、内閣府のホームページに掲載されています。)

子ども・子育て会議等‐子ども・子育て支援新制度‐内閣府

IMG_3372 (1)

(左)駒崎理事長 (右)丸尾様

随行者:全国小規模保育協議会 正会員

京都府 NPO法人国際医療支援機構 こどもの杜保育園 総園長 丸尾和代様より

「この度は、子ども・子育て会議の随行という貴重な機会を頂戴し、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 今回の議題は「子ども・子育て支援新制度施行後5年の見直しに係る検討について」でしたが、乳幼児に関わる様々な施設、機関や立場の方々の意見等を聴き、それぞれの課題の違いに改めて気付く事が出来ました。

子ども・子育て支援新制度の下、地域型保育事業はこの数年で大きく様変わりしました。課題も多様化しその打開策に先が見えない現状ですが、丁寧に、迅速にどうクリアできるかの具体論も含め、今後も国との協議を進めて頂けるよう子ども子育て会議委員・専門委員の皆様に期待してやみません。私共も微力ながら保育事業にかかわる者として日々の保育の中、子ども達一人ひとりとしっかり向き合い、大切に育み、共に成長できるよう努力を重ねて参ります。

結びに、各委員が意見を述べる機会の際、駒崎理事長が発言されている途中に、担当職員より時間超過お知らせの「メモ」が手渡されていた事が、今回の随行で一番印象に残っております。今後もあの「メモ」に屈せず、鋭い視点から現場の生の声をぜひ国に届けて頂きたいと切にお願い申し上げます。」

随行者:全国小規模保育協議会 準会員

東京都 株式会社わんずやーど たんぽぽのこども保育園  櫻井英和様より

「この度は、【子ども・子育て会議 第37回】に参加させていただき貴重なお時間を誠にありがとうございました。

初めて参加させていただき、多角的視点から様々な意見を聞くことができとても勉強になりました。

その中でも駒崎理事長のご意見は鋭く力強いものを感じました。企業主導型保育の制度についてもご意見、代弁していただき企業主導型保育所で働く私はとても嬉しく思いました。

ご意見の中で幼児教育の無償化、食材料費について様々なご意見がありましたがどういった形になっても保護者の皆様が納得いただける内容になっていることを願います。」

【報告】内閣府「子ども・子育て会議(第36回)」随行者感想(株式会社リンクス様)

2018年9月19日

7月30日に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第36回)」に随行した会員の方からの感想をご紹介いたします。

(会議の資料や意見書は、内閣府のホームページに掲載されています。)

子ども・子育て会議等‐子ども・子育て支援新制度‐内閣府

株式会社 リンクス畑中

総会後の懇親会にて撮影(左)駒崎理事長 (右)畑中様

随行者:全国小規模保育協議会 正会員

大阪府 株式会社リンクス 代表取締役 畑中有美様より

「この度は、【子ども・子育て会議 第36回】に参加させていただき貴重なお時間を誠にありがとうございました。

初めて参加させていただき、すごく勉強になりました!

保育園・幼稚園・認定こども園・家庭的保育・小規模保育事業・企業主導型保育・放課後児童クラブ・病児保育・医療ケア・その他・様々な意見を聞く事が出来ました。

◆子ども・子育て支援新制度施行後5年の見直しに係る検討について

駒崎理事長は、

・連携施設の設置の義務付けられている問題、

・保育ソーシャルワーカーの必要性、

・子どもがいない時でも保育士の配置をおかないといけないという問題、

・保育士の人材不足、

・施設長が1日でも保育に入ると減算

・一時保育の一般型を小規模認可保育園でもできるようにならないか?

・企業主導型と小規模保育園が土曜日合同保育できるようにしてください!

・居宅訪問型保育における不当な『日割り』規定を撤廃してください!

などの様々な問題を取り上げて代弁して下さってました。

駒崎理事長が沢山の問題をお伝えしたのにも関わらず、前向きな回答だけではなく、【子どもがいない時でも保育士の配置をおかないといけないという問題】についても、厚生労働省の保育課長の返答が、公定価格に人件費が含まれています!なので、子どもがいなくてもきちんと保育士を配置して、子どもが降園後でも保育士が対応してくださいとの回答でした。

これでは、なかなか保育士の長時間労働などの問題、保育士の人材不足など解消していかないと思いました。

その他、小規模保育施設だけの問題以外にも、いろんな意見が出ていました。

保育ソーシャルワーカー必要性、保護者支援、虐待防止、トワイライトステイ、待機児童問題、保育の質の向上、レスパイトケア、産後の子育てケア、不妊治療に対する負担金、母親の支援、放課後クラブの認定資格、保育士資格取得の特例、幼稚園免許状の特例、小規模保育施設B型をA型に移行を促す、保育料無償化措置、地域区分の公定価格の見直し、会計処理、などという、いろんな課題が出ていました。

こういった問題点の改善していくためには、皆さんと一緒にいろんな声を上げていくのがもっと必要だと私自身も思いました。

何を伝えても、国、行政、自治体、市町村が変わらないと思わず、皆様と意見交換などを行い、子ども達により良い環境を提供、実現できるよう切に望んでいます。」

【報告】内閣府「子ども・子育て会議(第36回)」随行者感想(くれぴつクレヨン様)

2018年9月19日

7月30日に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第36回)」に随行した会員の方からの感想をご紹介いたします。

(会議の資料や意見書は、内閣府のホームページに掲載されています。)

子ども・子育て会議等‐子ども・子育て支援新制度‐内閣府

くれぴつクレヨン 大堂

くれぴつクレヨン 代表 大堂様

随行者:全国小規模保育協議会 賛助会員

東京都 くれぴつクレヨン 代表 大堂貴史様より

「この度は貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

初めて「子ども・子育て会議」に参加させていただきましたが、保育園、幼稚園、こども園、児童館など様々な立場からの意見や要望を聞くことができました。現在抱えている問題点を理解することができ、大変勉強になりました。

 保育の現場で抱える様々な問題点について、直接意見を述べる場があることは、今後、よりよい制度や仕組みを構築していく上で、非常に意義のあることだと思います。

 各委員の中でも駒崎理事長は特に鋭いご意見、ご質問をされていましたが、それに対する回答に対して、何度も相手方(国側)の言質の確認を取られておりました。物事を前に進めていこうと思えば、現場から強く訴えかけていかないと行政はなかなか動いてくれないんだなということを強く感じました。

くれぴつクレヨンは、子供たちに安全で本当にいい商品だけを届けていきたい、現場で働く保育士さんや子育てに忙しいママさんのお役に立ちたい、という思いから昨年起業致しました。正会員・準会員の皆様と立場は違いますが、子供たち、保育士、保護者の方の環境をよくしていきたいという思いは同じです。皆様との意見交換を通して、よりよいご提案・環境の改善ができるよう取り組んで参ります。」

【報告】内閣府「子ども・子育て会議(第35回)」開催と随行者まとめ

2018年9月5日

5月28日に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第35回)」に随行した会員の方がまとめた議事録と感想をご紹介いたします。

(会議の資料や意見書は、内閣府のホームページに掲載されています。)

子ども・子育て会議等‐子ども・子育て支援新制度‐内閣府

緑川様(左)駒崎理事長(右)

随行者:全国小規模保育協議会 正会員

千葉県 一般社団法人アンジュニール・アミ 緑川 様より

「子ども・子育て支援制度施行後の動きと見直しの検討について

1. 新制度施行後の主な動き

2. 5年後見直しに関わる検討について

上記の内容での会議でした。

私は、随行者として参加させて頂くのは、今回で2回目でした。

参加させて頂いた理由として、自園の事で精一杯の毎日をすごしておりますが、

その中で抱える課題もあります。

子ども・子育て会議に参加させて頂くことで、内閣府の取組み方や状況をリアルタイムで感じることで、自分の保育に対する思いや考えを改めて思い起こすことが出来たり、自分の気持ちに鼓舞することができるからです。

会議では、1センチくらいの資料を配布され、その説明をされました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

子育て安心プランにより、待機児童を解消するため、女性の就業率80%に対応できる受け皿を整備することとされた。

働く女性が安心して、子どもを産める環境の整備に取組む内閣府の積極的な姿勢

を感じた。

その働く女性の中には、保育の仕事を持つ女性ももちろんいる。

子育てと仕事を両立して、働きやすい職場を自園でも目指しているが

子どもの体調不良で仕事を休まざるを得ないこともある。

『お大事にね。』と、声をかけるが。二人の子どもが交互に発熱、合併があり

結果、1カ月仕事を休んだ。その間、有休や研修のある職員がいると、職員の少ない小規模保育所は、厳しい現実問題もある。

内閣府の積極的に取組む姿勢を感じたが、細かな問題点を解決しながら、安心して子どもを産んで働けるような環境になる道のりは長いとも感じた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

委員が一人ひとり意見書を出して、それを発言していく。

多種多様な立場・職種の方々が坦々と述べていく様は、メモを取りながらも

環境が違う中でも、真剣な想いが伝わってきました。

駒崎理事長は、居宅訪問型保育における不当な『日割り』規定の破棄

企業主導型保育での弾力化の承認について意見をだされました。

居宅訪問型保育の現状を知り、色んな保育の環境と状況の違いを知り

柔軟な対応をしてもらえることを願います。

私も、企業主導型保育を弾力化することで、多くの子どもたちを助けることができると思います。

問題のある子どもの多くは、認可に入れず企業主導型保育所に集まる傾向にある

のも、私が企業主導型保育をしていて感じていることでもあります。

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の子どもを抱える親が、自分の子どもの現実を理解できておらず、一緒に『子ども病院』に受診を付き添ったり、ソーシャルワーカー的な援助もしているのですが、それにも限界はあります。

印象に残った意見の中で

『産まれる前から母子手帳をもらった時からの支援・母が自分の人生をも生きられるような支援を』という言葉がとても印象に残りました。

産まれてから預かる保育をしているのですが、産まれる前からの支援の重要性を共感しました。

1

子ども・子育て会議に参加させて頂き、多様な角度からの現場の現実に起こっている問題点をとりあげて頂いて、『母の笑顔は子どもの笑顔に!家族の笑顔に!』繋がると思うので、明るい元気な、より良い社会になるように

私も、コツコツ頑張っていきたいと思います。

そして、私たちの言葉を声にしてくださる駒崎理事長にも感謝いたします。

最後に、参加の機会を与えて下さった事務局の皆さんの労力にも感謝いたします。貴重な体験をありがとうございました。」

【報告】内閣府「子ども・子育て会議(第33回)」開催と随行者まとめ

2018年1月26日

12月15(日)に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第33回)」に、会議の委員である駒崎理事長が出席し、意見を述べました。

(会議の資料や意見書は、内閣府のホームページに掲載されています)
子ども・子育て会議等 - 子ども・子育て支援新制度 - 内閣府

また、全国小規模保育協議会の会員メーリングリストでの会議随行募集に手を挙げた会員も随行しました。

随行した会員の方がまとめた議会での議論とその方向性についてご紹介いたします。

随行者:全国小規模保育協議会 正会員
沖縄県 たくし保育園 稲泉 様 より

「議題:公定価格に関する議論について

〇運営実態を踏まえ公定価格設定の適正化は経費設定と実コストとの比較検証・分析を踏まえ公定価格の基本単価部分の加算化・減算化の検討を行う。そして複数施設を設置している法人に係る調整措置の具体的な検討を行う。 

〇教育・保育の質の向上は29年度の人事院勧告で給与改善が反映された公定価格の設定。処遇改善加算などの職員給与への反映状況に関する実態把握と検証・分析。子ども・保護者のための保育の質の「見える化」の具体策を検討。そして質の向上の実現に向けた0.3兆円超の必要な財源の確保を行う。

 〇経営実態調査を含めた今後の課題は調査設計方法、経営実態調査以外の公定価格の検証方法、有効回答を確保のため記入者負担の軽減方法(ICT活用を含む)経営実態調査の実施時期、公定価格の見直し周期の検討などを行う。」 

【報告】内閣府「子ども・子育て会議(第31回)」開催と随行者感想

017年9月19日

9月8日に開催された内閣府「子ども・子育て会議(第31回)」に、会議の委員である駒崎理事長が出席し、子ども・子育てに関する熱い意見書を提出して意見を述べました。

(会議の資料や意見書は、後日、内閣府のホームページに掲載予定です)
子ども・子育て会議等 - 子ども・子育て支援新制度 - 内閣府

この重要な会議の随行者を、協議会の会員メーリングリストで募集し、ご応募のあった二名の方に参加していただきました。
会議に随行したお二人の感想をご紹介いたします。

子ども・子育て会議随行者


随行者:全国小規模保育協議会 準会員
岩手県 株式会社こぐまほいく企画 熊谷 様 より

「この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました。
駒崎理事長の発言力、国への影響力は想像していた以上にすさまじく感動すら覚えました。
現場で感じている問題点や制度的欠陥等を直接国にモノ申すことができる環境があることは、非常に心強いですし、よりよい制度を作るために私も積極的に声をあげていきたいと考えております。
私はこれまで行政の立場で保育・子育て等に関わる諸問題に取り組んでまいりましたが、公務員という立場でできることに限界を感じ、起業いたしました。駒崎理事長のように、事業を通じて社会問題を解決していきたいと考えたのです。
現在は、待機児童問題を中心とした課題の解決に向けて事業を展開しておりますが、将来的には行政の福祉現場で感じた様々な問題にも取り組んでいければ思っております。
今後ともよろしくお願いいたします」


随行者:全国小規模保育協議会 準会員
東京都 おおぞら保育園 岩崎 様 より

「この度は、貴重な機会を頂きありがとうございました。
保育園や幼稚園、こども園の他、病児保育や家庭的保育、児童館など様々な立場からの要望や、意見を聞くことができました。
その多くは人材確保や定着に関する課題であり、金銭的な問題でもあると感じました。
子ども子育て会議に参加し1点考えさせられたことは、問題・課題を数値や事例として顕在化させ、その解決に必要な制度作りと予算確保を行う。
そしてまた現場からの問題を吸い上げる。
このループが圧倒的に遅い。
誰が悪いとかではなく、そう感じました。
※駒崎さんの提出資料にも同様の意見がございました。
最後に、内閣府、厚労省、文科省の方々は基本的には真摯に、報告、回答をされておりましたが、駒崎さんの虐待入院に関する意見に対して、厚労省がまともな回答をしていない(前回の意見書内容と混同?)と感じた点は少々残念でした。
現実に今辛い環境にある子どもを何とか助けたい。
この声が柔軟な対応として実現されることを切に望んでおります」